陸上自衛隊の駐屯地が開設したこと等で人口５万人を超えた沖縄県石垣市で、地元紙の
八重山毎日新聞が自衛隊員や家族を人口に含めることに批判的な社説を掲載して、批判
を浴びたというのが今回のお話です。八重山毎日新聞は石垣島を中心に八重山地方で
6000部、本島で3000部と小規模な新聞ですが、地方紙に自衛隊関係者は人口数に入れ
るなと言うメッセージであれば、本土にいる自分としては本当に驚いてしまいます。
70年以上も前と言っても大東亜戦争では沖縄では一般市民が軍部から見放されて、沢山
の一般市民の方が悲惨に亡くなっているので、その感情が抜けないとすれば、感情と
として軍隊が大嫌いはよくわかる話です。それでも色んな面で国民を助けてくれている
自衛隊員のことを思えば、住民として認めないというのも相当酷いと自分は勝手に
思ってしまいます。その後、多方面からの批判を浴びて、紙面にも謝罪と修正をした
訳ですが、1回言葉に出したことは消えません。
さらに当該新聞社はそんなつもりで社説を出していないと言っていますが、本人がど
う思うかでなく、他人様がどう思うかで決まるので、本気で弁解にもなっていないし、
本職のマスコミが基本の事柄を知らない訳がないわけです。もう１つは軍隊を嫌う
理由が「そういうのがあるから巻き込まれる」と言う意見ですが、これは世界情勢を
見ても過去の歴史を見ても当たってないのは即分かるはずです。軍がなくても相手の
都合で戦争は勝手におきますし、それは歴史が証明しています。もう１つは何故沖縄
だけ軍の犠牲になるんだと言うご立腹であれば、それは確かにそうだと思うわけです。
ただ、それを多くの自衛隊隊員やそのご家族を市民としてみなさないと言う話は根本
が全然別です。自分の意見ではそういうことです。
数日前に尖閣列島で日本国籍の漁船が中国籍の警備艇に「ここは中国の領海である
から退出しなさい」と言うことで追い払われたというニュースがありました。いずれ
そんな時が来るだろうと思っていましたが、本当に腹立たしい。国のお役所はもう
国民のためにということで動かないのは聞いていますが、誰がこんな自国を守れない
外交をしていたのかと思うと本当に泣けています。こんな外交では完全に失敗で自国
領海も守れないのが今の日本です。多分、真面目な現場の方々は必死に対応してると
思いますが基本対応を変えないともう無理でしょう。これはかなり前から言われてい
た懸念です。実質的にGDPが世界第3位と言っても独立国ではないのが今の日本。
本当に悲しい。一体いくら税金等で中国にお金を援助していたのか。全部、国民の
汗水働いたお金と言えます。(あるいは国の借金？)
もし、万が一、沖縄あるいは八重山の人たちが中国の方が良いということであれば、
それは本気で仕方がない感じです。ただ、今、マスコミも政治のトップに立つ方も
相当C国賛同者が多過ぎます。一般の方の意見では「自衛隊嫌いじゃない」とか自衛
隊反対デモではお金で雇われた方が参加していたという事実もあると聞いています。
そうなると本質的に自衛隊を嫌う意味が本質的に単に戦争に巻き込まれたくない、や
過去からの経緯が原因ではない感じもかなりあります。本当に分かりにくい。それで
も沖縄については冷静に様々な情報をみていくつもりです。
