気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

俳優の渡辺裕之さんの死

つい最近亡くなった渡辺裕之さんの死は想像も出来てなかっただけにショッキングでし

た。渡辺さんは66歳。今年65歳になる自分と余り年齢が違わないのです。そして、どう

考えても肉体派。皆さん、ご承知のようにリポビタンでのCMもそうですし、どう見て

も清々しい青年の雰囲気が残っている渡辺さんが亡くなるのは想像しにくいことです。

それでも死と言うのは急激にその人を襲ったりするので、何とも言いようがない。

竹内結子さんの場合もそうです。本当の個人の心情なんてのは、他人もあるいは肉親で

もなかなか分からない。それだけ人間の心の中は短時間では理解出来ないものと思って

います。ただ、一時の迷いであったとしても本当に大切な命は消えてしまうということ

でしょう。

 

変な話少し先輩のかっこいい兄貴がなくなった感がかなりあります。溜息も漏れます。

ああ、亡くなってしまったか、というがっかり感。ある意味良い時代、良い日本を

生きてきた先輩です。そして、渡辺さんは趣味や得意も多彩。ドラムから英会話、乗馬

キューバダイビング等々多種多彩。そしてかなり真面目で自分を突き詰めていく人間

に見えています。容姿は本当に自分の憧れでした。176㎝で68㎏!体重なんてベストな

んてもんじゃない位、絞れてます。そういう兄貴が何故死に至ったのか。答えはその

時に死にたいと強く思ったら二他なりません。少し前から言動がおかしかったという

話も出ていますから、そういうことだったのでしょう。コロナでは本当に人の行動範囲

を狭め、健全ではない環境で生活を強いられています。

 

このことが各個人にどれだけ悪影響を及ぼしているかは計り知れないものがあります。

期間が長すぎるし、根本的な解決策もない。はっきり言えば将来の展開も明るい光も

見えてきづらい。個々によってはお先真っ暗と言う判断になるかも知れません。特に

渡辺さんや私のような年齢は仕事でも第一線からは離れてきているわけで、若い頃や

バリバリだった40代の頃とは自分の身体も精神も違ってきているわけです。そこははっ

きり気付いていなくてもボディーブローのようにどんどん身体に影響が出てくるわけ

です。そして、それはかなり個人差がある。ネット紙上でも先の仕事もあったのに

何故?という記事も多く出ていますが、単純に言えば、そんな先の仕事があっても

死にたいと心底思ったということでしょう。その気持ちは長い期間の感情ではなかっ

たろうと思いますが、真面目な方が一気に思い込むとそういうことも起きるんだと

自分は認識しています。他に言いようがないですから。こんな思いですが、天国に

行ったら是非、気ままに笑顔でいてほしいと切に願います。合掌。

 

【追記 5月9日】

少しだけネットで奥様からの情報も出てきました。奥様も渡辺さんの異常は完全に

気付いていたようです。そうですよね。渡辺さんの心配も仕事の件だったようです。

もう第3者ですから普通に思うことを言うと、渡辺さんの年齢なら一般人では年金

受給の年齢ですから、普通の方であればお仕事も方もスローダウンする方が多いよう

に思います。そこも渡辺さんは違っていたのでしょう。確かに役者さんは亡くなる

直線まで現役の方が多くいらっしゃれるので、それも理解出来ます。そして、非常に

渡辺さんが不運に思うのは、CMでのイメージが強過ぎで、そこから抜け切ることが

難しかった点でしょう。あれのインパクトが強過ぎです。そこがかなり苦労もし、

苦しんだのではないかと勝手に思ってます。自分のようにいい加減で不真面目なら

絶対に自分で自分を追い込むこともなかったのでは、とか、かなり思います。そ

れでも今回の件は残念で自分にはインパクトが大きい。渡辺先輩、是非安眠してく

ださい。

 

【追記その2 5月10日】

先程、奥様である原さんが事務所を通じて発表したコメント見ました。そのコメント

で「今は全ての苦しみから解放され、自由になれたのだろうと信じたいです。 渡辺は、

信じられないほど綺麗で、安らかな顔で旅立ちました。それだけが、 私たちの救いで

す。」それで自分もかなり救われた感じです。決して渡辺さんがしたことを「良い」

とは言いませんが、「ああ、そうなんだ。そういうことだったんだ」と言うことです。

確かに奥様の原さんとしては「助けられなかった」の思いがかなりあるのでしょうが、

それもファンからすれば、「是非是非自分を責めないでください」と申し上げたい。

心の話は通常、人間が自分で思っているより複雑で理解しがたい、それが自分が常に

思っていることです。自律神経失調症と診断され、薬も服用されていたようですが、

薬もあくまで補助であって根本的な心の修理ではないんです。自分の今置かれている

環境をもう1度理解して、自分のたった1回の命を大切にします。合掌。