気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

役職定年の話を聞いてー55歳で年収3割カットの衝撃、情けなさ

今までの自分の常識から言って信じられないニュースが出てきました。NTTやソフトバ

ンクで現実に行われていると言う役職定年の話です。まあ、企業も色々事情があるで

しょうからどうしようもない部分もありますが、前社2社では役員になれない社員は

役職が3割カットされると言うお話です。そして極めつけが、このシステムの詳細が

ほぼ社員が理解していないということです。もう、こんなのはあり得ない。はっきり

言えば、もう日本型の企業じゃないと自分は言い切ります。確かに企業経営が厳しい

のなら策を講じないといけないのも分かります。しかし、写真に説明もなしでいきなり

3割年収カットなんて会社の組織として、実際に出来るかと言う点から首を傾げてしま

いました。

 

まあ、ソフトバンクは正確には日本の企業とも言いにくい部分があるので、触れませ

んがNTTは一体なんなのか。はっきり言えば「死に体」の企業のように思えてきまし

た。自分が多分、小学校に入る前の頃、母方の祖父がNTTの前の電電公社の仕事をして

いて、孫の私に「電電公社は良いぞ、お前も大きくなったら入れ」なんてことを何度も

言われたことがあります。当時は多分相当儲かっていたのでしょう。それがNTTに変わ

り、自分の住んでる茂原にも支社もなくなり、新規参入してきた企業と競争している

わけですから、相当企業の状況も変わったように思います。

 

ただ、社員に説明もない状況で年収カット3割はあり得ない。正直言えば、そんな収入

になったら人生計画が大幅に狂う方が多々いる感じです。そして、こんな一流企業の

トップは過去の日本の素晴らしい経営陣から何も学んでいないとはっきり言えます。

「そんな甘い。欧米は全然違う」と言う声が聞こえてきそうですが、完全に勘違いし

ているのが自分たち経営陣なのが何も分かっていない。もう完全に勘違いとしか、い

いようがないのが今の日本の現実です。株主を大事にしないといけないも分からない

こともないですが、その発想はどこからでしょう?単純に欧米の真似なのでしょうか。

その大前提に社員の生活を守らないで企業が伸びるはずがない。それすら分かってい

ない感じです。今は大企業になっている会社でも規模がまだ小さくて社員の給与の

支払いも危なかったときに借金をして社員に給与も払った逸話、知らないのでしょう

か?だから30年も年収が伸びない日本になってるの、分かってないのでしょうか。

多分、このままではNTTは更に規模が小さくなるでしょう。何故なら社員は仕事を

する意欲が消えるからです。企業のトップ陣が社員の生活に関わる年収カットで会社

を守るなんて愚策以外の何物でもなく、トップ陣が無能なのをさらけ出してるだけに

過ぎないのです。

 

 

の頃から「」