内閣府が4月から6月までの国民総生産、GDPを発表しましたが、年間換算で1.3％だった
そうです。自分の感覚ではマイナスと思っていたので、逆に言えば「本当なの？」と疑
いたくなります。これと比較すると米国は6.5％増、中国は5.3％、欧州（ユーロ圏）は
8.3％のGDPの伸びになるそうです。中国のデータは置いておいて、米国やユーロ圏の
伸び率は凄いと言う他ありません。逆に言えば、「日本はいったいなにをしてるの？
」と言った感じが拭えません。昔は国民の平均年収も日本は米国と同じか、超えるよう
な時期すらあったのに今は年で100万円を超える年収差まで開いています。加えて30年
近くも「景気低迷」となっているは何故なのか。
一応、名目上は世界第3位の経済圏ですよ、日本は。そして、もともと技術力もあった
はず。それが低迷しているのは第一に政治の失敗、これでしょう。どう考えても今の政
権が国を、あるいは国民の生活をよくしようと言う姿勢が皆無です。言ってることが
場当たり的で、大局的な思想もなく、嘘ばかりを並べる政権に将来を良くできる能力が
あるはずがない。自分たちの利権は守れるかもです。でも、国民は一向に先が見えな
い。少しでも明るい光が見えるのなら、頑張れますが、それが一切ない。それが現実で
す。こう考えていくと政権支持をしている方々は現状の生活に不満や不自由のない方
なのかもです。
加えて、民間の一流企業と呼ばれる企業の、次々出てくる不正に唖然とします。最近
ではパナソニックの国家資格不正取得の件。不正で取得した人数が500人超え！？
ありえない！もう組織として死んでます。終わってますよね。これって不正で取得して
誰に得があるのでしょうか？企業？そんな不正資格で業務をして良い仕事が出来ます
か？です。松下幸之助さんもさぞ悔しがってるでしょう。経営陣は全員入れ替え位すべ
きでしょう。企業ぐるみの不正、絶対に許してはいけないし、そんな企業は日本に要り
ません！絶対に要らない！次に最近出てきたのは、三菱電機の産業機械向けブレーカー
不正検査の件。2005年からだそうです。実に16年間も不正が継続されていたことにな
ります。恐い。だって、ブレーカーですから安全装置ですよ。危険を避けるための装
置の検査が不正に行われていて、どう安全を担保するんです？ありえない！こんなの
企業ですら大きなトラブルが発生した際に責任を負えない危険性すらあります。一番
はこんなことをやって誰が得をするのですか、誰が幸せになるのです？です。誰も得
もしないし絶対に幸せになれるわけがない！
こう考えていくと完全に今は世も末。政治もお役所も学校ももともとの役目を果たさ
ず、個々の利潤ばかりを追求している世の中です。同じようにしろと言いませんが
米国は各世帯に給付金を3回支給したそうです。こんなに困窮している家庭が多々あっ
て国の予算規模も過去最高と言っていますが、一体予算は何に使われてます？です。
もう、それが素朴な疑問です。もう老人の政治家、要らないですね。本気でそう思ってます。
