気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

杉田水脈政務官、同性愛者は「生産性ない」の話から

そんなに大きな問題ではないかも知れませんが、今回は表記の件に触れます。今、杉田

女子は政務次官で公職にある方です。その立場の方の公的に発言しても良いのはどんな

内容になるのか、のお話です。今回のことは2018年7月発売の月刊誌「新潮45」に、同

カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない」と言っ

た発言の件です。この時期は既に国会議員になっていたことになります。まあ、前後の

文章がないので正確な意図は、ここでは触れることが出来ませんが、多分で言えば、

彼女が言いたかったのは、「同性婚だとお子様が生まれない部分は、確かに社会的に

は困る部分はあるかも」と言った感じでしょうか。

 

まあ、意地悪で言えば、正直、国会議員になった方と言えども、自分の思う常識のない

方は多々います。そして、この発言も言い方が悪かったという部分があります。自分は

好意的にこんなことを言いたかったのだろうということで今、ここでその解釈を言いま

したが、そもそも論で言えば、子供が生まれることについて「生産性」と言う言い方は

常識がないと言うか、不適切であったろうと自分は思いますね。まあ、貴方の言ってる

ことはおかしいと言われるかもですが、「子供は神様からの授かりもの」と思っていま

すし、知り合いの先輩夫婦がなかなか子供が出来なくて不妊治療で相当苦労した話も

聞いてますので、そんな子供が生まれる話に「生産性」と言う言葉を使うべきではな

かったということです。

 

今回のことは国会で彼女が、この発言について、ある議員から撤回と謝罪を求められ

て、「つたない表現によって、結果として不快に感じたり、傷つかれた方がいらっしゃ

ることは大変重く受け止めている」と説明し、「差別をするような意図も全くないし、

論文の中でもそういう気持ちは一切持っていないと申し上げている」として、撤回しな

い考えを改めて示したということだったそうです。んー、どうもすっきりしない感じだ

し、何故謝罪して撤回しないのかが分かりにくいです。いつもそうなのですが、その

発言した本人の感情がどうであったのか、は2の次の問題であって、仮にその発言で

誤解して不快な気分になった方がいたとすれば、その責任はその発言をした方の責任

なわけです。ですから、重く受け止めてだけでなく、不快にさせたことを謝罪しして、

本当はその発言も撤回と言いますか、訂正しないとなんですよね。

 

多分ですけど、水田女史はそれがお分かりになっていないのだろうと察しています。

そして公職にいる方が、その程度のことは本当は理解して普通に出来ないといけない

はずなのですが。確かに政治家になる勉強と言うのは、なかなかしにくいとは思いま

すが、それでも公職にあって平等に公平に物事を進めていかないといけないわけで、

それが出来る政治家は確かに少なすぎる感じがしています。本来、個人の思惑なんて

どうでもいいのです。公的にあるいは国として政府として国民に対してどうかの判断

だけが優先されるべきです。

 

まあ、彼女に対しては反発も多いようですが、当たってないかもですが、対応もそう

ですし、発言も下手なのでは、と感じます。これを言うと怒られそうですが、大学は

鳥取大学農学部林学科卒業となっているので少なくとも、そんな公的立場がどうある

べきか、とかわかってない気がしています。