こういう荒れてる世の中なので、そのせいで増えてる感もありますが、またも出てきま
した、地方自治体の長の変な考え方、言い訳にしか聞こえない話。こういうのを見て
いると選挙の難しさ、強いては人間の適性を見ることの難しさを考えてしまいます。
例え、会社を経営していようと公的立場の人が選挙民に贈答をしたら、それは法律違反
な訳で、それを「司法の判断に任せる」「言及は差し控える」は、どう見ても逃げで
もっと言えば長である人間が自分で法律の解釈も出来ないで政治をやっているのか、
と言うことになります。
まあ、細かな経緯はあるにしても、どうしてそういう判断が出来てないのか、本当に
不思議になります。むしろ、そのハムをもらった方が「法に触れているのではないか」
と思い、返却したと言うお話の方が正論。いつも通り、報道の内容が全部正しいとは
思いませんが、市長が言うように「許させる範囲と考えていた」は何も弁解になって
いないわけです。法律の専門部署もあるし、そこに確認すれば良いだけ。そもそも
それすらもしていなかったとなれば職務怠慢とか言われても仕方がない。
まあ他県のお話ですし、責めるつもりもないですがそういう方が政治をしていると
言う事実をどう理解するか、でしょう。マスコミにしてみれば、こういう問題にな
るニュースは扱うのでしょうが、そこに今回、自分の見たニュースには判断すら
掲載されていない。型通りに考えれば明らかに法律違反、公職選挙法に触れるのに
その判断すらしない。そこは非常にひっかかります。
非常におかしな都政もそう。某県の知事もおかしい。責任逃れと勝手な判断ばかり。
誰もはっきり口にしていませんが世紀末の感じが非常にします。本当に誰がこんな
日本にしたんだ!と言いたくなります。大体、かなり意図的な悪意があった場合の
政治の失敗以外、ほぼ責められることがない世界です。失敗しても責任も取らない。
それで責任逃ればかりでは本当に呆れてきます。民間なら降格です。しかし、政治
には、ほぼそれがない。そう意味からして、これまでの日本をしっかり築いてきた
偉人たちは何を学んで、こういう日本を作ることが出来たのか、知りたくなります。
今回の話も良い話ではありませんが、普通の話が妙に引けて取り扱ってることが
気になり、触れてみました。