気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

宮崎監督新作「君たちはどう生きるか」公開でSNSに見た違和感

もう長編映画を作らないと言っていた宮崎駿監督ですが、今回新作で「君たちはどう生

きるか」と言う映画を公開するそうです。まあ、題名は少し固いですが、宮崎監督のな

ら是非見てみたいと勝手ながら、少しだけ楽しい気分になってしました。ところが

infoseekでのニュースを見てみると、この映画題名に対してSNSでは「説教臭い」と

いう声が沸いていると出ていました。思わず「?」と言う感じになってます。どうも

SNSに出た声は『宮崎駿が「君たちはどう生きるか?」とかいうクソ説教臭いタイトル

で映画撮るの痺れるな』『しかし君たちはどう生きるかって すげぇ説教くさいタイト

ルやな』『宮崎駿が「君たちはどう生きるか」を来年公開するらしいが、まずタイト

ルが説教くさすぎる』をinfoseekではあげています。そして、その筆者も「たしかに、

タイトルだけ見れば、そう感じるのかもしれないが……」と書いています。

 

いや、この感覚、どう見ても65歳の自分からすれば、この映画題名が何で説教になるの

か、全然分からないのです。多分、SNSで意見を言ってる人は自分よりも若いのでしょ

うけど「君はどう生きるか?」で説教と言う言葉が自分には全然出てこないのです。

そもそも説教とは「教訓をたれること。また,かた苦しい話や小言を言うこと」と

あるので感じが少し違うのです。確かに第一印象は自分も少しだけ堅いテーマなの

かと思いましたが、今までの宮崎監督の映画を見れば、決して教訓名はテーマはあまり

直接的に扱っていない気がしています。

 

そうなると年代の若い方は、この文章を見ると何か、教訓や小言めいた映画の内容と

思っているということなのでしょうか。どう考えてもそれは今までの彼の作品からは

それが想像出来ない。そうなると文章の雰囲気に嫌な感じを持ったということなので

しょうか。分かりにくいです。もともとは吉野源三郎氏が書いた小説のテーマが映画

の題名となっており、内容は冒険活劇ファンタジーとあります。まあ、それで自分が

想像していたイメージと合っています。しかし、偏見と言われるかもですが、自分た

ちの年代よりも若い年代では友人と真面目な話をすることが毛嫌いされていると言う

話を聞きました。また、堅苦しいことが大嫌いな自分よりも若い年齢がかなりいるこ

とも知っています。確かにそれは色々面倒もあるし、大変なので好き好んで出来るこ

とでもないわけですが、自分はそれは結局避けられないこととして、受け取っていま

す。それが良いこととも悪いこととも決められません。そして、面倒は事は本当に避

けていけるのかも全然分かりません。ただ、今回は相当大きな違和感とギャップを感

じた訳です。多分似たようなことが今の日本全体を覆っている気がしてます。