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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

茨城県常陸太田市の下水道事業計画失敗で市職員全員減給の話

今回の同市のトラブルは、住宅団地の下水道工事を発注した際、汚水の処理量を誤って

算出したためにマンホールから汚水があふれ出して気付いたようです。また、同市が造

成中の土地でも同様のミスが分かり、設計の見直しや改修にかかる費用は、計約4億円

余計に費用がかかるという事態になったそうです。市の年間予算は430億円ほど。その

中で下水道の予算は15億4000万円程度なので、確かに4億円は割合としても高額で市と

しても相当困るでしょうし、市民の方々が普通では納得しないのも分かります。

 

さて、こんなトラブルの際の責任の取り方は関係した人間で責任を取り、最終的な責任

者までが処分の対象に普通なります。そう考えると直接の下水道部門の方々から市長ま

で。そんな感じになるのが一般的でしょう。ただ、処分の中で今回の増える予算額がど

う考えても対応は無理でしょうから、そこの部分を実質的にどう市が考えるかと言うこ

とでしょう。割合としては素人の自分が考えると全体の市予算の1%程度ですから、な

んとか飲み込める感じがするのですが、それを市の方で許さなかったということでしょ

うか。変な言い方になりますが、無関係の一般職員には良い迷惑でしか、ないような。

そう思わない職員の方もいる感じですが。世の中、色んな判断もあるので、一概にどれ

が正しいとか正しくないとか、言えない感じがします。

 

それでも一般企業で言えば、該当部署での同じようなミスが絶対に起きないような対策

を早急に決めないといけません。多分、対象となっている設計数値は単純には出てこな

い数値なのかも。それでも誰もが判断出来なくても専門の方が見れば、正しい範囲の数

値なのか、おかしい数値なのかが分かる工夫が必要です。一応自分もエンジニアなので

そんなことを思います。上司の方もそれは同じでしょう。数値を見て、おかしくないの

か、変ではないのかを気付けないといけません。厳しいですが、そういうことでしょ

う。

 

しかし、1つの市で4億円もの予算超過は確かに厳しい。一般市民の方からすれば、

相当の不満も出るのは当たり前。ただ、今回の場合、4億円もの予算超過に対して、市

職員等関係者で6800万円を補うという部分も本当に微妙な感じです。かといって余り

の個人への負担は職員の生活に支障をきたすでしょうから。やはり対象部門のチェック

機能が働いていなかったのか一番の問題と思います。