気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

暗い日本の年末でも来年に明かりを見つけたい

年末ではありますが、余りにも暗い話が続いて、新しい年を迎えるにあたり、何とか

心の中を整理しようとブログを書く気になりました。1つ目の暗いニュースは埼玉県飯

能市の住宅で住人の夫婦と帰省中だった長女が殺害された事件。撲殺とありますが、3

人もの他人を殴って殺したこと自体にかなりの恐怖と驚嘆がありました。少し記事を

読んだだけでは、この犯人が何故殺人を犯したのか、がまるっきり分からないのです。

ただ被害にあった家では車に傷を付けられたりのトラブルが続き、警察にも6件ほど

届けてあったということですから、前兆はあったということなのでしょう。しかし、

3人もの人間を短い何分と時間で殺す殺意がどこから生まれてきたのか。

 

ここが凡人の自分には非常に分かりにくい。自分の過去で他人を「あの野郎、ぶっ殺

〇」と心の中で思ったことがなかったかと言えば、多分会ったような気がします。で

も、もうはっきりしないし、心の中で思ったとしてもそれは実際の本音ではなく、単

純に、その時の激情から出た言葉のように思います。子供の頃から相当本を読み、そ

の中からもそうですし、親やじいちゃんばあちゃんからの教えでも絶対に殺〇はして

はいけないこととなっているわけです。多分、普通の方なら同じような教えを受けて

きていると思います。

 

それが殴って3人もの人殺す感情とか発想はどこから生まれてくるのかが分かりにく

い。結果、そういうことですから、その犯人個人の判断ではそれをするしかないという

ことになっていたのでしょう。でも、そういう行動を何故したかがすぐには分からない

とか、亡くなった方が良い方だったような報道が出てくると完全に狂った自分勝手な発

想で殺人に及んだとしか、ならないわけです。そう考えるともう人間の中の暗闇に落ち

込んでしまうと言うか、何とも言えない泥沼に沈んでいくような感情になります。それ

に自分は第3者なわけで、亡くなった本人たちにしてみれば、飛んでもない話です。

折角生まれて、それなりの生活をしてきたはずなのに撲殺なんてのは本人たちが絶対に

納得できるわけがない。

 

もう1つのショッキングなニュースはJR埼京線北戸田駅で37歳の母親と小学生の8歳

と6歳の男の子の兄弟2人が電車に飛び込んで亡くなったニュース。所謂、飛び込み自

殺と言葉では簡単に言えますが、悲惨なんて言葉では言い尽くせない。大げさに思う

かもですが、これは今の日本の暗い社会が引き起こしたとまで言えます。母親の気持

ちもそうですが、多分母親の行動に賛成して一緒に飛び込んだ男の子2人の気持ちを

思うと心が潰される感じになります。これも自分の勝手な判断になりますが、8歳と

6歳の男の子が母親の力で強引に飛び込みまでもっていけるはずがないからです。

どう考えても「自分たちはお母さんと一緒に電車に飛び込むしかないんだ」と思って

行動したとしか、思えないから。その気持ちは切な過ぎます。普通であれば、明るい

子供はそんな発想が出来るはずがない。

 

もともと日本は先進国でも自殺者の多い国と言われてきました。それは多分ですが

そんな状態になってる人を社会が助けるシステムが不十分だったのかもです。もっと

言えば、死にそうになっている弱い人間に対して冷たい社会ということでしょう。

ましてや国民一人当たりのGDPが先進国とは思えない状況でコロナがいまだに流行っ

ている日本では余計になんだろうと思ってます。もう気付いている方が沢山いると思

いますが、政治も役所も本当に最悪です。全体で見れば税金等で働いているくせに国

民のためと思って働いている人がいかに少ないか、ということでしょう。確かに戦争

で米国に敗れ、過去の日本を完全に壊されたかに見えていましたが、日本人の精神は

壊されないと勝手に思い込んでいましたが、全然違う。完全に壊されてます。そして

間違った思想・発想・価値観の輩が多々いる日本。重い話になりましたが、それでも

1個人でも将来の明かりと言いますか、灯を消す気はゼロです。どんな形でも絶対に

若者、子供たちが何とか希望を持てるようにしたい、そう本気で思っています。