小学校の頃、プロ野球は見ていてジャイアンツの9回連続日本一とかは見ていました。
当時は多くの友達がジャイアンツのファンだった気がします。その後、プロのスポーツ
選手ではサッカーのペレがもうダントツで憧れの的になっていました。これは何歳の時
だったかはっきり覚えていませんが、ペレのバナナシュートの特集のようなドキュメン
トのような映画を見たからだと思います。正直言って、その映画は内容が凄くて、感動
もし、サッカーは完全に格闘技と思った記憶があります。一番記憶に残ったのは、シュ
ートのスピードの速さ、威力の凄まじさでした。どう考えても同じ人間が蹴ったボール
とは思えないほど凄い。そして、そのボールがバナナのような曲線で曲がってゴールに
突き刺さる様は声が出ないほどでした。
そして全盛期のペレの太腿が成人女性のウエストほどの太さがあると聞いて、凄いと
いうか完全に超人のように思ってました。だからこそ、あんな人間離れしたシュートが
打てるんだと思った次第です。そんな背も高くないし、かなりお金では苦労したペレが
サッカーであれほど成功したのは偉人伝のように思っていました。それに同じ年代では
アルゼンチンのマラドーナがいますが、自分にとってはペレが一番。アルゼンチンでは
マラドーナが完全に英雄になっていますが、自分にはサッカーはペレだったのです。
ペレの幼少期にはぼろ切れで作ったボールでサッカーをいつもしていたり、オレンジで
リフティングをしていたドキュメンタリーの映像が今もイメージとして今も頭の中に
あるのです。
その彼が82歳で亡くなったというニュースはかなり寂しくもあり、完全に1時代を気付
いた英雄が消え去った感がかなり強いです。多分、もう年齢も言っていますが、全盛期
のメッシの方が技術的には上のような感じもありますが、ペレは完全に自分にとっては
別格なのです。自分の印象ではペレは相手の選手に相当反則もされ、スネの部分の傷が
凄かった記憶があります。所謂、削られるというやつです。スネを守るためにプロテク
ターも後から使用されたようですが、最初はスパイクでそのまま削られていたんだと
思います。勝手な想像ですが。それでもワールドカップで3度も入賞した経験を持つの
はペレしかいないのです。やっとメッシが今年初めて優勝出来たぐらいですから、最後
は腸のガン等からで手術と入院が続いたようですが、最後までサッカーの発展に寄与し
た彼氏は尊敬しか、ありません。完全に子供の頃のプロの英雄、それがペレでした。
是非、安眠して天国で静かに時間を過ごして欲しい、そう思います。