今回のWBCは多くの日本人に感動と日本人としての誇りのようなものを呼び覚まして
くれた気がしています。WBCで優勝して、このブログをすぐに書かなかったのも自分
なりに今回の素晴らしい出来事を整理しようと思ったからです。正直、日頃のストレス
発散も大リーグでの大谷君の活躍を見ることでしていたので元々大谷君の大ファンとい
いますか、完全に尊敬の対象であったわけです。それに何度も触れていますが、彼は
同郷、岩手の生まれ。だから前から相当、彼を応援していました。それに二刀流を彼
がやっていた際に国内でもOBの有名な方たちが否定的な発言をしている中で大リーグ
に行き、見事な成績を収めている訳で、本当に尊敬しかないのです。
さて、やっとWBCに触れますが順序は意識せず、思い付くままに述べていきます。ま
ずは栗山監督の采配が本当に素晴らしい。もう嫌いなジャイアンツの〇監督に爪の垢
でも飲ませたいぐらい。村上君への采配もそうだし、ヌートバーを見つけてきたこと
が本当に奇跡。第一、あんな素晴らしい大リーガーがいたなんて多くの方は全然知ら
なかった。それがあの古風なまさに日本人としての立ち振る舞い。考えられません。
確かに大谷君等チームメンバーの心遣いもかなり素敵でしたが、ヌートバーの個性に
よるものが大きいように思いました。信じられないような逸材をよくぞWBC日本チー
ムに引き入れてくれた、まさにこれです。あんな選手がプロ野球にいると分かったら、
今でもプロ野球を見るのに、そう思ってます。今回のWBC日本チームの試合で感じた
のは、小学校の頃のプロ野球選手をワクワクどきどきしながら見ていた感動、まさにこ
れなんです。
そして若い頃が完全に悪童と思っていたダルビッシュも良い形で若手を牽引してくれ
たことが本当に嬉しい。どう見ても『良いヤツ！』にしか見れなかった。笑。自分個
人は完全に彼に心から感謝したい。素晴らしい素質を持った若手選手が彼からどれだ
け良い影響をもらったかと思うと嬉しくてなりません。どう考えてもダルビッシュや
大谷君を見ている彼らの姿は野球小僧が素晴らしいプロの選手に憧れてる姿にしか
見て取れないのです。確かにそんな感じなのでしょう。2度目の結婚を経て、ダルビッ
シュも本当の幸せを掴んだ話もしているので背景にはそれもあるのでしょう。そして
最後のWBCと言いながらよくぞ参加してくれた、そう思ってます。
他にも素晴らしい選手が何人もいたし、今回の日本チームは本当に素晴らしく取り上
げたいことが多々あるのですが、ここでは最後に大谷君に触れます。彼は本当に尊敬
出来る男。これが日本人だぞ！と胸を張って言いたくなります。そして、今回の彼の
活躍はどうしても「MAJOR」の茂野吾郎とどうしても重なる。リアル茂野吾郎のよう
な気がしてなりません。そんな野球に対しての純粋さをいつも彼に感じています。
だから応援したくなるんです。監督を含めチームスタッフの皆さん、各選手の皆さん
にこんな素晴らしい感動を見せてくれたことに心から感謝いたします。そして彼らの
姿が「日本人かくあるべき」と言う姿をはっきりと試合で見せてくれたことで日本人
としての誇りを取り戻せた気がしています。皆、どうもありがとう。
