数日前の毎日新聞のネット記事で次のような記事がありました。
【毎日新聞 2023/12/6 20:53】
同級生からいじめを受けた奈良市立小学校の女児が自殺をほのめかした文章に、担任教諭が「花マル」などをつけて返却していたことが6日、市教委などへの取材で明らかになった。
市教委によると、女児は3年生だった2022年2月、同級生から足を蹴られて全治1週間のけがをした。さらに同年6月、4年生になった女児が「わたしは死ねばいいのに」「死ねばいいな、自分なんて、いなければよかった」などと書いたノートを担任に提出したところ、担任はノートに花マルをつけた上で「You can do it‼」(あなたならできる)、「ファイト‼」と書き込んで返却した。学校側の聞き取りに担任は「励ましの意味で書いた」などと説明したという。
学校側は女児に対するいじめの調査で、21年から鉛筆で突かれたり、作っていた折り紙をしわだらけにされたりといったいじめを計12件受けていたことを確認し、22年11月時点でいじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定している。
市教委は花マルの書き込みについて「配慮を欠いた不適切な対応だった」としている。また女児側の代理人を務める三橋和史弁護士は「自尊心や自己肯定感がいじめによって低下している状況で極めて不適切だ」と批判した。
女児は体調を崩し、23年1月から3月にかけて学校を欠席した。市教委は近く調査報告書を公表する方針。【川畑岳志、木谷郁佳】
今回のこの酷すぎるニュースを見て何を思うかですが、先生の対応が悪過ぎると言いま
すか、こんな方が先生になったら絶対にいけないということと、そういう先生が普通に
教員になっていると言う事実です。人間と言いますか、人の気持ちがわかる方なら、こ
んな対応は絶対にしないし、出来ない。出来ない理由は普通で考えれば、先生に自殺し
たい苦しい気持ちを暴露してるのに自殺しなさいな、とも受け取れるコメントを書いて
子供に返す、なんてことはあり得ないので。更に言えば、ほかの子供たちともどんな
接し方をしていたかを思うと恐くなります。小学校4年生なんて心も弱いし、他人から
の影響が相当大きいし、その年齢でもショッキングな出来事は一生尾を引いたりする
ので。
しかし、学校でのいじめは悪質なものが多く、更に大人がしっかり対応しないとです
し、この記事が本当だとしたら、いじめでケガをして全治一週間は大人で言えば傷害
事件です。最近の学校教育で目にする記事は学校も先生も悪質で責任逃れのニュース
ばかりを目にします。これが本当の現実だと思うと恐いだけでなく、どんな社会人と
して子供が育っていくのか、空お恐ろしくなります。