軽井沢で起きた夜行バスでは15人もの死者が出て、大惨事となりましたが、亡くなった
方はバスの運転手さんの他は、みんな若者で若者が急に死ぬと言うのは、関係者でなく
ても本当に悲惨で耐えられないことです。これも究極的にはお金を儲けようとした行為
によって引き起こされた大惨事と言えます。2つめの廃棄処分として処分しようとした
食品が食べ物として転売されたことも結局はお金儲けのためであり、やっている行為も
ずさんで、かなり程度の悪い内容でした。いつから我々はお金至上主義になってしまっ
たのでしょうか。確かに昔の高度成長期には拝金主義があったのも事実です。お金があ
れば何でも出来る。愛情だって買える、そんな雰囲気は確かにありましたね。お金を
儲けること自体は決して悪いことではい。それでも儲かる金額が安いから、ルールを
破るとか、守るべきものを守らないとか、そういうことは日本人は余りしないように
思っていました。しかし、これだけの事が続くと、その考え方も変えないといけませ
ん。何でも最初は疑ってかかり、安い物には、それだけの理由があるんだと、はっきり
認識しないといけません。しかし、そこには若干の寂しさが沸き上がります。安かろう
悪かろうと言う言葉がありますが、これも良い言葉ではないですよね。
バスの事故に関しては亡くなった若い方の写真やどんな人間だったかと見ると、本当に
これからの人だったのに、と心から思います。そして廃棄処分の食品に関しては、食べ
物は基本人間の基本行為になる部分だから、そこに悪い物を加えたら絶対にいけない、
との思いが沸き上がります。でも恒常的に関係する会社は悪行を続けた。。。これは
いったいどういう考え方出来るのか、その部分を可能な限り掘り下げて考えてみたいと
思っています。