引用:ロシア・エクスプレス、https://www.russia-ex.com/blog/item/4551/90.html
引用:wonder trip,https://wondertrip.jp/europe/russia/90944.html/2
ロシアにある巨大な湖、バイカル湖。その大きさは、なんと琵琶湖の46倍。南北に長さ
が680㎞、東西の幅が20㎞~30㎞。何と言う大きさでしょうか。長さがほぼ東京・広島
間の直線距離です。驚いてしまいます。そして水深が1700m超。なんでこんなに深いん
だとまたまた驚いてしまいます。調べてみると、もともとは海で海溝だったと言う推定
です。そして、世界で最も古い古代湖。約3000万年前に海から孤立。もちろん、人間
なんて誕生していない時代です。そんな前から海水が淡水化して、真水になったそう
です。透明度が摩周湖よりも上。数十メートル先も見えるそうです。
それで最初になんでバイカル湖に興味を持ったのか、ということですが内海のように
静かで波のない状況で船が消えると言う現状がここにはあるそうで、それは何でだろう
かと思ってしまってなのです。バミューダトライアングルのような話ですが、状況は
かなり違う。それと水温差によって湖に渦巻きが出来るというお話ですが、渦巻きに
巻き込まれたにしては、痕跡が全くない。出てこないのだそうです。そして、これと
全く関係の内容は話ですが、湖面に火柱も上がることがあるそうです。その目撃情報が
沢山あるんだそうです。ますます不思議なお話です。
そして、1997年には、この湖の湖底からメタンハイドレートが発見されます。淡水湖と
しては初めての例であり、また、もともと湖面に泡が出て、メタンガスが湖底から出て
いるようなのです。そういった事実から積み上げていくと、湖に近いイルクークツの
大学の先生の推測では、船が消えて無くなった現状は、湖底下のメタンハイドレートが
溶けて膨張し、それが爆発のようになって噴出して、一気に湖水を飲み込んでしまうの
ではないか、そんな内容でした。いやー、これは驚くなんてもんじゃない現象です。
でも、実際は起きている可能性が大きい。恐いなんてもんじゃないですね、これは。
そして、この湖には25万人もの雪中行軍をしたロシア人が凍死して、湖に沈んで眠って
いることも調べて知りました。色々な状況があるとは言え、本当に背筋が寒くなる逸話
です。世界遺産にも選ばれたバイカル湖。非常に美しい湖のようですが、そこに秘めら
れた謎や悲話には、心を痛めずにはいられませんでした。