非常に腹立たしいニュースを目にしました。国会の審議中に読書をしていた議員がいた
と言うニュースです。第一に国会議員でありながら審議もせず、平然と読書が出来る
人間が議員になっていること自体が信じられません。一体、どういうことなのでしょう
か。民間企業で言えば会議中に読書は無理ですし、絶対にしないでしょう。そんなのを
していたら注意もされますし、処分もあり得ます。そういう内容です。特にで言えば
今は国自体が危ない時期です。政府が本当にしっかりしてもらわないといけない時期で
す。そんな時期に審議もせず、読書をし、高額な所得を得るなんてことが許されるわけ
がない。
今回の件は氷山の一角なのだと勝手に思っています。そもそも今の国会という組織、
議員に関する様々な制度にも非常に疑問を抱いています。それは何故か。国の現行の
システムが古くなり、もう大改革をしないといけない段階なのに全くと言って良いぐら
い改定されていないからです。そう、20年以上も一般国民の生活がどんどん苦しくなり
まったく以て明るい未来が見えてこないのは国の政策がほぼ全部失敗に終わっているか
らに過ぎません。与党も酷いのは事実ですが野党に感じてはもう言いたくもない。
過去日本人は器用とか頭が良い、常識がある等々、本当なのかどうか疑わしいですが
戦後に大復興を遂げたのは事実です。そして世界第1位、2位の経済大国になったのも
事実です。でも、その面影は今はほとんどありません。第一若い人たちにその話をして
も実感がないと言います。それだけの世の中になっていると言うことでしょう。
今回、国会議員の例を出しましたが印象としては社会全体が駄目になっている気がして
います。政治も駄目、産業も駄目、人間性も駄目では将来に希望なんて持てません。
自分はもう60歳を過ぎているので良いですが若い方が希望も夢も持てない国には
絶対にしたくない。女性がお子様を生んで育てたいと思えない国にはしたくない。
でも現実は全然違う。流石に頭を抱える状況が今の日本と思っています。悲しい。