今日のニュースでは千葉県でも新型肺炎感染者が10名発生したことが出ていました。特
にその中でも2名の方は看護婦さんで一人の方は新型肺炎病棟勤務でマスクも拒否する
老人の対応中に感染した可能性が高いとか。どれぐらいの年齢のご老人かも分かりませ
んが感染した方のマスクは飛沫を少なくすると言う意味で効果があると言われているも
のの、看護婦さんがフェイスガードや防護服を着ていたと言う報道なので、看護婦さん
の病状は重くないと言いながらも「本当にご苦労様です!」と心から慰労したい気持ち
になります。
新型肺炎に関しては日本国内では30歳以下では、ほぼ死亡者なしと理解して良いので
とは言えますが、それにしても普通に考えれば受け入れたくない状況ではあるので実際
に現場で対応している医療関係の方々には、心から感謝いたします。今、心配されてい
るのは患者数の増加にする医療崩壊のことです。前から想像はされていたものの、実際
にそれに対応しておけるのは相当余裕のある大病院位で実際には準備としての対応は
ほぼ無理であったように思います。
自分のこれまでの通院歴で言えば、小学校の頃?に当時の法定伝染病である、しょうこ
う熱にかかったことがあります。感染は飛沫感染とあるので病原菌を持った人間の飛沫
を浴びたということなのでしょう。今はもう医療も進み、法定伝染病ではなくなってい
ますが当時は隔離?されていたように思います。そんな環境で看護婦さんに優しく接し
て頂いたことがどれだけ救いになったことか、です。今思えば自分は相当入院も繰り返
していて扁桃腺の切除、交通事故、左腕関節の骨折、胆石胆嚢炎での胆嚢切除、不安定
性狭心症のためのカテーテル手術等をしています。振り返ると決して少なくない。いや
多いです。そしてドクターにもそうですが看護婦さんに相当助けられています。
そして亡くなった義父が退職後に日本赤十字に再就職していたのですが、その時に看護
婦さんは仕事が本当に大変で尊敬するし、仕事の内容に割にお給料が安いと言っていた
記憶が頭にいつも残っています。確かに看護婦さんは女性の就労の中では夜勤も認めら
れていますし、人間の生きる死ぬも関わっていると思うと確かにお給料は安いと思って
います。そういう意味でご存じの方も多いと思いますが、看護婦さんの資格を持ってい
ても看護婦さんとしてお仕事をしていない方がかなりいるのです。ある意味理解出来ま
す。こんなにしんどくてお給料がこんななら看護婦なんてやりたくないと思う方が出て
来ても仕方がない気がしています。
こんな環境とは言いながらもある意味、自分なりの役目を心に刻み、新型肺炎と言う
まだワクチンも出来ていない病原菌と日々戦っている医療関係の方々には頭が下がる
気持ちで一杯です。看護婦さんからの愚痴では「慢性の人手不足」と言う言葉がいつ
も出てくるので完全に労働力が医療では不足しているのだと思います。それでも頑張っ
ている医療従事者の皆様、自分の健康も担保しながらなんとかサバイバルしてほしいと
心からお祈りいています。