今は昔ほどラジオを聴くことが無くなりましたが、漫才や落語はかなり好きで聞いてい
ました。落語は特に古典が好きでしたが、漫才はそういう部分はなくてです。今日、
内海桂子師匠が亡くなったことを知りました。結構好きだったなぁ。なんていう言う
でしょ、キップが良いというか昔の江戸の女を漂わせていると言うか、そういう感じ
でした。口は悪いですがそれは江戸っ子と言うことで。多臓器不全と書いてあるので
老衰かなと勝手に思っています。97歳ですか、大往生ですよね。やはり師匠は凄い。
尊敬します。それでももういなくなったと思うと悲しくなります。仕方ないです。
年齢と共にこういうのが多くなるのは自然のことなので。
これも全然気付いていなくて申し訳ない感がありますが、相方の好江師匠は97年に61
歳の時に胃がんでなくなっているとか。14歳差とは言いながら早過ぎる死のように
思います。彼女の方が口が悪かったですよね、これも江戸っ子と言うことでしょう。
桂子師匠は時流にも鋭く、古いと言う感じを受けませんでした。獅子てんや・瀬戸わん
やが弟弟子。彼らも定番で好きでした。彼らも亡くなってもういません。直弟子が
笑組、ナイツら。ナイツは良いですよね。そしてなんとウッチャンナンチャンもなんだ
そうです。ウッチャンナンチャンは自分はあまり好きではないですが。
こうやって見ていくと1時代を師匠らが築いたことには間違いがないでしょう。やはり
時代は移り変わっていくもの。どうしようもない。師匠は多分、天国に行っているで
しょうけど、変わらないでやっていると思います。97歳の大往生、師匠、お疲れ様で
した。