気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

世界分業のリスクと日本人の馬鹿正直さに気付いたでしょ

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こんなコロナ肺炎の蔓延で今まで気付きにくかったこともはっきりと気付くことになっ

ています。世界分業の話もそうです。薄っすらとその正体は見えていたはずですが、こ

こになって明確に見えてきました。確かに世界がある程度、平和で貿易もあるレベルで

安心して出来れば世界のどこからでも品物を輸入して、それで日本国内で製品を製作

すれば良いということになります。特にコストを安くと言う点に重点が置かれるとまさ

にそういうことです。日本もコストを安くするために海外に随分進出して、製造業で

頑張ってきました。そして最近になってICの部品がないと言うか、日本に余り入って

こなくなり、自動車もゲーム機も製造に歯止めがかかっているそうです。嘘みたいな

話です。そのICの部品を作っているのは台湾のメーカー。日本ではない別の企業に販売

してるのだそうです。信じられますか。

 

まあ、台湾人は日本人が大好きとか単純に喜んでいてもビジネスでは全く別のようで

す。そして、この部品供給もそのメーカーが意図的に色々計画的に部品供給をしてい

るようです。阿保らしいと言うのも、そんな部品は昔、日本も普通に製作出来ていた

わけでコスト面での分業で海外のメーカーに依存したに過ぎません。でも、こういう

状況になると自国での、そういう部品生産はすぐに再開出来ないので本当に首根っこ

を抑えられ、本来であれば売れるものも計画通り生産出来ないことになってしまう

訳です。なんかイジイジしてきてしまいます。最初の判断が悪いと思っていませんが

日本が海外での製造を始めて何が起こったのか、と言いますと「ノウハウの流出」が

いくつもの分野で起こってしまったわけです。

 

どう考えても単純に労働力の提供だけでなく、自分たちが中心になって産業全体を動か

した方が儲かりますから。白物家電もそう。新幹線の技術もそう、ITに関しても同様で

す。多分、皆が今になって気付いたことでしょう。そして、今、非常に危ないのが米国

が資本主義社会での胸を張ってのリーダーででなくなっていることです。資本主義では

なく、「拝金主義」のようになってきています。どう考えたってC国のお金で政治を

したら絶対にまずいでしょ。人権だって国際法だって全く守らないのが、この国。そ

こからお金の支援を受けてどうする?ってことなんですが、もう実際にそうしちゃって

ます。そして、同様のことがもう日本でもどんどん起きちゃってるわけです。

 

それでも自分は後20年位しか生きないでしょうからまだいい。今の子供たち、若者

たちは一体どんな社会で頑張らないといけないことになるのかを考えると本当に不安に

なります。何故こんな世界に変貌してしまったのか。相当の危惧を覚えています。

皆さんはそれに気付いていますか?