つい最近、選挙があって、それで今まで以上に気付いたことがあったので、それにつ
いてお話しようと思います。国政を見ても政治家の人間性が非常に大切と思っていま
すし、それを判断しての選挙・投票が不可欠と強く思っていた矢先、選挙候補者の広報
車と言いますか、あれって意味は何なのだろうと考えてしまいました。まあ、地元の
立候補者ならどんな方が分かっていますが、新人さんとか知らない方が単純に「是非
ともよろしくお願いします！」とか「〇〇〇を無償化します！」と言うのは何のため
になんだろうということです。はっきり申し上げて「何も意味を為さない、単なる
騒音」のように思えて仕方がなかったのです。もう、私の子供の頃からの選挙運動な
のは、もちろん知っていますが、自分の判断ではあれは候補者の人間性等、全然把握
出来ません。突っ込んで言えば、「大きな音でのお願い事」です。
こんな風に考えていくと日本の選挙と言うのは形だけが残って実質的に人を選ぶ制度
になっていないことが分かります。もっと言えば選挙で政党を選ぶこともほぼ意味が
ない気がしています。自分が思うのは高給取りで良いので、その分、しっかり役目を
果たしてほしい！そういうことです。ですから報酬が高くても一向にかまいません。
それでもバブル後に日本が立ち直れていない理由の１つに政治が機能していないこと
が原因となっています。ここは大いに反省して、それを次の世代に引き継いていく必
要があります。名目上のGDPが世界第３位でも、その効果はあまり一般家庭には良い
影響が出ていないように思います。一番は大局的な視野がない議員が多過ぎなことが
嘆きの1番です。2番目は偏見かもしれませんが政治が金儲けの手段にしかなっていな
い雰囲気が多過ぎていることです。政策の実施によって結果、儲けたのは目をつぶる
として、それが目的に政治は本当に頭に来ます。だって、彼ら彼女らの報酬は税金で
すよ、そんなのが許されるはずがないし、それをやっているとしたら私なら恥ずかし
くて生きていけないですけどね。
少し強めの基調になってしまいましたが、前にも述べたように日本が日本独自の意見
を以って、日本国として生き延びていくためには大きな改善が必要なのです。第一、
国民が本当に死活問題になる、年金問題や医療費増大の直接生活に関わる大問題を
置き去りにして、見栄えだけが良い「脱カーボン政策」とか、自動車の全ＥＶ化と
言った政策がどんな発想から出てくるのか、皆目見当が付きません。正直、頭の中が
どうかなってますか、とはっきり対象者に言いたいぐらいです。これは決して自分の
ためにではありません。何度も何度も言いますが、今の子供たちや若い方々が夢を
持って日本で生活していけるようにです。今日のニュースでC国が公表した沖縄県・
尖閣諸島の地形図や調査報告書の件が報道されましたが、彼らは着実に尖閣諸島を
手に入れるでしょう。ほぼ無策の日本政府をあざ笑いながら。そういう状況を今の
日本は許しているわけです。
