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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

アフガン政権、タリバンに政権移譲の驚き

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ここ数日のニュースで本当に驚いたのが、アフガニスタン政権がタリバンに政権移譲し

た件です。米国も現在、再度派兵を増やし、約6000人派兵となっているようですが、

米国のアフガニスタン撤退からかなりの短期間でアフガニスタン政権崩壊です。いや、

これって日本人の感覚で言えば、「こんな短期間で何故?」という感覚が抜けません。

今、本当に思うのが「民主主義」って何?ということ。今回の米国大統領選挙でも米国

は民主主義国家ではなく、拝金主義であったことがはっきりして、一気に不安が増えま

した。選挙が公平に行われるシステムでなくなったこともかなりの痛手です。そして、

その裏ではC国等が暗躍していることが本当に不安で許せない。日本もC国にお金で魂

を売った輩が多々いますし、このままでいけば族国になるのは間違いなくなっていま

す。そういうことなのです。

 

そういう意味ではタリバンという反政府組織と言われる連中がどういう主義の方々か

どうもわからない。アフガニスタンで支援活動を長年続け、銃撃され死去した故・中村

哲医師によれば「タリバンは訳が分からない狂信的集団のように言われますが、我々が

アフガン国内に入ってみると全然違う。恐怖政治も言論統制もしていない。田舎を基盤

とする政権で、いろいろな布告も今まであった慣習を明文化したという感じ。少なくと

も農民・貧民層にはほとんど違和感はないようです」とコメントしています。これも事

実なのでしょうから、そうであれば、少なくとも農民の方々や貧民層の方々は素直に受

け入れるでしょうし、短期間で首都カブールを抑えたことも分かる気がします。逆に

民主主義と称される国々には正確で公平な情報が入っていないことすら、考えられま

す。ただ、気になるのは今回の件は中国とロシアがかなりの後押しをしていると言う

ニュースも出ているので、それが本当であればかなり気になるところです。

 

しかし、今回の米国撤退はベトナム戦争介入と同じであり、また、大きな失策を米国が

したことになります。もう、ここの部分は凡人の私には絶対に内容が分かりません。も

う完全に米国が世界の警察で民主主義国家が善玉で、他は悪者の短絡的な解釈は完全に

なくすべきでしょう。要はアフガニスタンの国民の皆さんが幸せであれば言い訳で、そ

れが今の米国と同じ思想でなければ幸せになれないは完全に間違いと言えます。ただ非

常に嫌なのが「国民」と言う定義をもたないC国が様々な面で世界に覇権をしていると

言う部分です。これは嫌なんてもんじゃない。人間として生きる尊厳を失うようなもの

と自分は思っています。いずれにしてもアフガンの国民の方々が幸せに生活出来れば

良いと強く思っています。そして、その国の主義が今の「拝金主義」になる必要は絶対

にないと信じています。資本の所有9割以上が、その国の人口の数パーセントとなる主

義はもう限界で良いものでは絶対にないから。そう思いますね。