もう暗いニュースや思慮の足りない政治ばかりで嫌になってきますが、そんな時は広
い夜空でも見て気分を変えるのは、いかがでしょう。明後日19日は月のほぼ全部が隠
れる部分月食が全国で見れるようです。「大変深い」とは地球の影で月の多くの部分
を隠す状態を言うのだそうですが、今回はなんと97.8%!もうほぼ隠れてしまう感じ
です。隠れる割合は月の直径に対しての割合ということで、お話を読んでいるだけで
もワクワクどきどきしてきます。自分は双眼鏡を持っているので、それで観察してみ
ようと思っています。19日夕方の千葉の天候は曇りですから、運が良ければ見れる可
能がかなりある感じ。楽しみになってきます。
月の出が東京で16時27分。今の時期なら、そこそこ暗くなってます。国立天文台での
情報からでは月食が始まるのは、16時18分ごろから。仙台以東では月食の最初から
見ることが可能で、仙台よりも西は月が見えたら既に月食が始めっていることになり
ます。月の出の位置は真東より僅かに左側。東京ですと月食の最大が18時2分過ぎで
19時47分には終わる予想です。月ですからそんなに見にくいということもないでしょ
うし、天候だけが気になる点です。
お仕事中でも小休憩でビルの窓から、あるいは屋上等で見れるかもです。月は身近に
見ることの出来る地球の衛星ですが、非常に謎も多いままです。同じ側しか地球には
向けていませんし、中に空洞があるのか音波測定では、そんなことも言われています
し、SFもどきの話では宇宙人の基地であるとか、色々です。しかし、満月の月を見る
と本当に美しい。天体望遠鏡でも見たことがありますが、あの薄く白っぽい黄色の月
は見ていてワクワクしてきます。最初に天体望遠鏡で見たのは小学生の頃。父親が
天体望遠鏡を買ってくれたので。実家は決してお金のある家ではなかったですが、
父親が理科の先生であったためか、そんな品物は渡してくれていました。今思えば
不思議に思うのがソニーのカセットラジオを買ってくれたこと。多分、カセットラジ
オの最初の頃だと思いますし、高かったろうし、父親は自分で使いたかったのでは
とか、今思ってしまってます。このラジカセは何年間も自分の宝物として随分活躍
しました。雑談が過ぎました。時間を見つけて是非、この「大変深い」部分月食を
是非、ご覧ください。国立天文台のリンク張っておきます。
また、国立天文台では、東京都にある三鷹キャンパスから部分月食のライブ配信
を予定しているそうです。これも楽しみですね。
11月19日は部分月食(2021年11月) | 国立天文台(NAOJ)