気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

登山の事故で亡くなる方が多いことを考えてみる

夏場の時期だからでしょうか。登山の滑落事故等で亡くなった方のニュースを沢山見

ます、それも60歳超えてる方の単独登山での滑落事故とか、若い方が体力が尽きて途

中で動けなくなったとか、そんなニュースが多い感じです。もともと他人様に迷惑を

かけることが大嫌いですし、臆病なので決して一人で登山するという行動を自分は取

らない気がしています。高原のハイキングなら何人かと言っても良いのかな。そんな

感じです。そう言えば30歳の時に米国にいた時ですがアメリカンロッキーとカナディ

アンロッキーに少しだけ登ったことがあります。まあ、道路があるので車で富士山よ

りも高い場所に行けてしまうのですが。汗。そして、どちらでだったか、忘れました

が、その富士山よりも高所のところで止せば良いのに走って、心臓が飛び出しそうに

なるぐらい激しく動いて物凄く驚いたことがありました。

 

話が逸れましたが、何を言いたかったのかというと高所では想像もしてないことが起

きる、そういう意味です。昔、新婚旅行でユウグフラウヨッホに9月の初旬に行ったこ

とがあるのですが、服装をJ〇Bに聞いたところ、半袖で大丈夫と言われました。し

かし、その年は冷夏でしたし、高山で半袖はないだろうとヤッケを持参していきまし

た。そうしたら、何のことはない。吹雪。いや完全に雪中行軍です。準備万端にして

いて本当に良かった。ツアーの中にはやはり新婚旅行で半袖しかもっておらず、ビニ

ール袋で寒さに耐えていたカップルもいたぐらいです。そして、その中には具合の悪

くなった奥様もいて、なんとその彼女を旦那様が背負って、高山ハイキングをするに

いたってはもう何も言えなくなっていました。その奥様は決して小柄な方ではなく、

体格が良かったのでずっとロッジまでその彼女を背負った旦那様には尊敬さえ、して

いたほどです。そのカップルの手荷物は全部皆が持ってあげていたのですが。

 

ハイキングには地元のプロのガイドさんが付いていたので多分、死ぬまでにはならな

いと思って呆れてみていたに違いありません。日本の山は思った以上に環境が厳しい

感じですし、多く見かける事故も滑落して谷で岩に激突したとか、滑って岩に頭をぶ

つけたりのようなので本当に危ないんだなと思います。それも単独登山なら誰も見て

いないわけでトラブルが起きても誰も分からないということになります。今、60代

半ばになって思うのが、若い頃と比べれば、もうどうしようもなぐらいに筋力が落ち

ているということとバランス感覚も迅速な反応も全然駄目ということです。鍛えれば

もう少しだけ何とかなる感じですが老化はしっかり自覚しないといけません。そう、

悲しいけどそういうことです。おひとりで登山をした方の中にはベテランの方もいた

と思うのですが、どうしても自分の体力等見誤ったのかもと思う次第です。合掌。