今回のニュースはyahooニュースからですが、表記のように長野県の中学総体予選で
中信大会への出場校数が本来は9校であるものを10校と誤って要項などに記載して周知
させてしまった、というトラブルです。10位の中学校は、大会の2日後に進出できない
ことを知らされ、生徒たちは号泣もし、納得出来なかった生徒もいたそうです。 松本
市中体連会長は取材に対して「重く受け止めており、生徒たちに申し訳ない」と説明も
し。少人数の教員で大会運営を行っていることも背景にあるし「他の競技も含めて、事
務局の情報共有、確認を徹底したい」と話したということなのですが、マスコミの報道
が正しいと仮定すると少人数の大会運営なんてのは、まったくの弁解にもならないわけ
です。厳しいですが、そういうことになります。生徒の一人は「諦めてください」と言
われたことに納得できないとし、「最後の大会がこんな形で終わるのは悲しい。間違っ
ていたとしても中信大会に進めるように対応してほしい」と話した、ということですが
これも厳しいようですが、世の中、実際は納得出来ないことだらけで、生徒の言ってる
気持ちは理解できますが、だからと言って事態が分かるものでもない気がしてます。
記事の中では中信地区中体連の卓球専門委員会では、他地区との公平性も考慮して
進出できる学校数を9校と決めたそうですが、この判断が良いのかは、かなり微妙に
感じています。そもそもの問題は大会事務局のミスから起きていますから、そこをどう
踏まえるか、でしょう。変な言い方をすれば、大上段に振りかぶって、大会の公平性を
大体的に言っても納得しない人が出てくるのは当然ですし、大会事務局の過失をどう
判断すれば良いか、でしょう。中信地区中体連は、中信大会で「交流試合」を設け、10
位の市内中学校が参加できるよう対応を検討していると言いますが、この交流試合の
位置づけすら、わかりにくい。検討中なんて言わずに即刻、検討結果を出してほしい
ものです。本当は10校で大会進出を認めてあげたいですが、これも容易じゃないのも
分かります。更に言えば、記事の文面だけで言えば、中体連会長が言った、「他の競技
も含めて、事務局の情報共有、確認を徹底したい」などと言う、政治家のような謝罪で
なく、中学生の生徒に寄り添ったメッセージが欲しかったと思ってます。謝罪なんて
いくらやっても何も減るものじゃないですから。