註:CNN HPから画像を引用
数年前にロシア上空で隕石が爆発した記憶が新しいと思いますが、地球には隕石もそう
ですし、小惑星が地球の地殻を通過すると言う話は聞いたことがあると思います。古代
に地球環境が劇的に変化して、生物が死に絶えた際も小惑星が地球に衝突して、そんな
クライシスが起きた危険性があったことが論文等でも公表されています。そんなことを
受けてだと思いますが、NASAが惑星防衛部門、「惑星防衛調整局(PDCO)」を新設
したそうです。人によっては「そんなSFみたいな」と懐疑的になる方もいるように思い
ますが、現代になって地球に起きた自然のイベントを人類が全部経験しているはずもな
く、4年前の震災にしても「予想外」ではなくて単純に1000年に一度起きる大地震を
人間がきちんと意識していなかっただけに他なりません。そう言ったわけで小惑星の
地球への衝突は皆さんが思っているよりも危険性の高いことであることを例の、ホーキ
ンス博士もコメントを述べています。
NASAの惑星防衛調整局はワシントンにあるNASA本部に設置されており、地球に衝突
して災害発生のある小惑星や彗星等、潜在的に危険な天体(PHO)の早期発見を目指す
そうです。PHOは地球軌道の750万キロ以内への接近が予想される直径35m~50m以上
の天体と定義されています。心配ばかりしても仕方がないですが、この地球環境が、い
かに変化に関してもろい環境で、その劇的変化もいつ起きても仕方がないと言うことが
分かります。ここでのお話も脅しでなくて、事実としてこんなことも踏まえていて欲し
い、そんな感じですね。そんな風に考えていくと普段の生活1日1日が非常に貴重で、い
とおしくもある時間であることが分かります。そんなお話でした。