註:写真は全てESOのHPより
ヨーロッパ南天天文台(ESO)はAPEX望遠鏡による銀河の観察(ATLASGAL)を終え
て、「新たな銀河の地図」を公開しました。公開された地図は南半球から観測した全
ての銀河を網羅してあり、サブミリメーターの波長で捉えた銀河の姿を美しく描き出
しています。APEX望遠鏡とはチリの標高5000mを超える地点にある電波望遠鏡で
温度が絶対零度に近いガスやちりで構成される「冷たい宇宙」を観測出来る品物なの
だそうです。また、銀河の中心部は北米や欧州からの観測が難しく、南半球からの方
が観測しやすいのだそうです。
ESOの専門家は「私たちの銀河の中に星が形成されている領域について初めて完全に調
査出来た」「これまで星が形成されうガスの塊の大きさなど、領域の特徴について
研究出来るようになる」と解説しています。詳細はあまり詳しくないので、分かりませ
んが南半球から見える銀河全体地図なんて、凄いと思いますね。それも電波望遠鏡で
作成されたものですから、写真の詳細もよく理解してません。イメージでこんなもの
なのかなと思った次第です。YouTubeにも動画が出ていましたので、リンクを張って
起きます。時間が8分と長いのですが、最初だけ雰囲気を見ても良いように思います。
それでは。