またまた韓国についてのお話ですが、自分としては韓国の国内の状況が今1つ把握し切
れていません。情報は多々あるのですが情報の確度や新鮮さもよく把握出来ていませ
ん。そんな中で、この29日 7月29日、民間安全保障・外交研究機関「日本戦略研究フ
ォーラム」(屋山太郎会長)主催による討論会で、かつて韓国政府の外交官として在日
韓国大使館の公使や参事官を務め現在は学者や評論家として活動する洪熒(ホン・ヒョ
ン)氏が講演し、質疑応答に応じた答弁内容が非常に貴重に思えました。なるほどなと
思える内容が多々ありましたので、ご紹介します。記事はJBpressからです。
【JBPress 7月31日】
洪氏は「日韓関係──策はあるのか」と題された講演で、まず現在の日韓両国の対立について以下の諸点を述べた。
・文政権は韓国民に対して反日の感情やイデオロギーを洗脳や扇動で広め、自分たちの共産主義的・全体主義体制の推進に利用している。この「官製反日」の真の目的は、決して元徴用工や慰安婦の問題の解決ではなく、韓国を日米側から引き離し、北朝鮮・中国側に接近させることである。
・日本は、文政権に過去および現在の国際的な公約、合意を守ることを期待すべきではない。文政権にとって約束とは、政治目的の達成のために利用し簡単に破ることができる便利な道具なのだ。日本の対韓輸出優遇措置の撤廃をめぐって日韓は対立しているが、日本は話し合いでの合意は望めないと覚悟すべきだ。
・韓国には、文大統領の反日姿勢に反対する国民も多数存在する。だから日本も、米国のトランプ政権の対韓政策と同様に、文在寅政権を韓国の国家全体や国民からは切り離して考える態度が望ましいのではないか。
また、文在寅大統領や文政権のあり方そのものについては以下のように語った。
・文在寅大統領は北朝鮮の金正恩委員長と双子の兄弟のように思想や信条が似ており、究極的には、北朝鮮や中国と連帯して共産主義、社会主義の独裁政治体制を築くことを目指している。文大統領は、北朝鮮の長年の戦略目標である韓国の国家保安法の廃止、国家情報院の解体、在韓米軍の撤退に、本音では同調している。
・韓国内では文政権への反発が激しく、事実上の内戦状態と言えるほどに国内が分裂している。文政権は、三権分立や憲法の規定よりも、北朝鮮との合意を上位に置いている。だから現在の韓国では三権分立も代議制民主主義も正常には機能していない。
・文大統領の支持率はそれでも40%台から下がらないが、それは、文政権全面支持の「言論労組」が各主要メディアの個別労組を動かして、報道や世論調査を操作しているためだ。実際には文政権を支持する人は韓国民全体の3分の1以下だろう。
いかがでしょうか。自分としては今まではっきりと理解出来ていなかったことが、この
説明ではっきり出来るように思いましたね。そう、文氏は民主国家のトップではないと
理解すれば今までのおかしな行動言動もはっきりします。まあ、韓国との話し合いも
今は全くの無駄ですし、何も期待出来ないし、してはいけないことは前々から分かって
いました。冷静に考えれば、これは誰にでも分かることです。そして、民主国家として
の機能がないから、ここまで日本とも問題を起こす、これって納得です。非常に分かり
易い。そして内戦状況ですか、国民がかなり可哀相。多分、韓国と北朝鮮は統合するか
ものようですが、そこでかかる費用は日本に全部出してもらう気でいると言う情報も
あります。これってあり得ない話じゃないですよね。恐いなぁ、本気なんでしょう。
まあ、どうでも良いですけど、政府はしっかり対応出来るんでしょうか?