年末でも余り良いニュースがなかったので、暫くブログも更新してない感じでした。
そんな中で、今、ファミリーマートが宣伝している「お母さん食堂」と言う名前を変
えるべきと女子高生が固定観念として良くないとして、名称の変更を目的に署名運動を
していると言うお話です。ここで取り上げたのは年代別で、そういった語彙に対する
印象が違うのかなと言ったことや元々の署名運動の主旨は納得出来るとしても、色々
面倒なことが多いなと思ったためです。
ネットに出ている発起人の女の子の意見が出ていたので、それをまず、ここで掲載しま
す。毎回、言いますが、マスコミ情報は本当に怪しいのが多過ぎですが、ここでは正確
なものとして取り上げます。その際の彼女の意見は次の内容です。
「『お母さんが食事をつくるのが当たり前』というアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を助長しかねません。日本では女性が家事や育児をするものという価値観が強く、仕事を諦めざるを得ない女性も多いのが現状です。
『お母さん=料理』というイメージを変え、世の中のお母さんの負担を減らしたい。性別によって役割が決まったり、何かを諦めたりしなければいけない社会は嫌なんです。
コンビニは私たちの生活に根ざしていて、影響力も大きい。この名前を変えることが、ジェンダー平等な社会につながると思っています」
読んでみると非常に立派と言いますか、納得の出来る意見のように思います。お母さん
だけが食事を作るというのは偏見と言うのもわかりますし、また、女性だからと言って
女性だけが決まった仕事だけすればいいと言うのも嫌だ、と言う意見も非常に分かり
ます。非常に新鮮でインパクトのある意見です。ただ、1つ気になるのは「お母さん
食堂」という言葉で人が何を連想するかです。今回は、この部分が非常に微妙に思いま
す。自分の年齢で言えば、単純にお母さんが料理を作ってくれる食堂、それだけです
また、普通に言われるのが、プロの料理人さんの作る料理に対しての「お母さんの料
理」そんな意味に思えています。あくまでも自分の感覚です。
ですから差別的な言葉であれば、確かに女子高生の言ったようになると思いますが、
ほかの方々がどういう印象を言葉で連想するかでしょう。ここは本当に良く分からな
い感じです。それを多くの方が差別の助長させる言葉として連想するのであれば
当然、ファミマに言葉の利用中止は言うべきです。ただ、そうなのかがはっきり分から
ない。1つは過度にそう言った曖昧な言葉を禁止をするのも、あまり良くない感じがし
ています。
ただ、事が女性に関しては過度であっても良いように思っています。何故なら日本は
女性に対しての差別がひどいから。これも自分はある年齢になるまで全然気付きませ
んでした。非常に恥ずかしい話ですが、差別なんてないと安穏と暮らしていたわけで
す。しかし、それもある時期から気付いてしまいました。内容は非常に酷い。正直
内容が酷くて悲しくなりました。自分が今まで思っていたことが幻影とはっきり理解
出来たからです。これはまだ学生の彼女たちには気付きにくい部分でしょう。そして
後何年かすれば実際に直面することです。でも、それに負けず立ち向かって欲しいと
自分は思います。これはそういうのをしっかりしていかないと変わらないので。
今回はそういうこと考えてくれた女子高生を清々しいと思ったと同時に、難しいこと
を一方的のような形で進めるもの難しいと思った次第です。さて、今年も今日だけ
です。コロナ肺炎はあと数年はかかる感じです。でもそんなのに負けてはいられま
せん。本年は当ブログをお読み頂き、心から御礼を申し上げる次第です。ではでは。