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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

TV「寺内貫太郎一家」制作の逸話から見た昔のTVの魅力

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 おじじになったせいか、昔のTVが楽しかったことが思い出されます。多分、自分が小

さかった頃から見ていたので、そのせいもあるかもです。確か最初は白黒のTV,そう、

色がなかった。白黒で見てました。そしてショッキングだったのが、日本で最初の衛星

中継、1963年11月23日にTVから流れてきたのはケネディ暗殺ニュース。本当に信じら

れない出来事で自分にも記憶があります。余談ですが、ダラスのケネディ暗殺の場所、

デイリープラザの路上に✖の付いた箇所やメモリアルプラザは訪問したことがあるで

す。子供の頃は彼の伝記や彼の素晴らしい功績を本で読んで尊敬すらしてました。

 

そんな訳で、子供の頃は白黒TVで「宇宙少年ソラン」「ワンダースリー(W3)」「レ

インボウ戦隊ロビン」「エイトマン」「鉄腕アトム」「スーパージェッター」等々

夢中になってみてました。今見れば、こんな感じだったんだと思いますが、当時として

は本当に楽しくて楽しくて。親には漫画は馬鹿になると言われて、見ること自体反対さ

れてしたが、見てました。後は「てなもんや三度笠」。白木みのるさんや藤田まこと

ん大好きでした。後はなんだろ、「名犬ラッシー」や「ベンケイシ―」等の米国ドラマ

かなり見ていた記憶があります。そんな訳でTVは当時は本当に一大娯楽の品物でした。

 

多分、絶頂期は「8時だよ、全員集合!」や「オレ達ひょうきん族」の頃のように思い

ます。「寺内寛太郎一家」もそこそこ見ていた記憶があります。最近の浅田美代子さん

の談話によると「当時は効率とか一切関係なく、番組作りをしていた」とか「出演者

は皆、仲良くて家族のようだった」等々、今は決して作れない番組作りをしていた、と

の説明をしています。そして、ふと思ったのが、「TV番組作りに効率なんて言葉を

持ち出して良いのか」と言う素朴な疑問です。当時の寺内貫太郎一家の番組の中で

貫太郎と息子の故・西城秀樹が喧嘩をするシーンがあるのですが、ほぼ本気で喧嘩して

いるのが見て取れてました。実際に秀樹はそれでケガもしたと言いますし。変に思う

かもですが、人を引き付けると言うのはそういう部分に思います。掛け値なしの本気

の部分。出演者も実際に仲良ければ、それは本物の家族に見えるかも知れません。

 

今、TVは見ていて本当に楽しくない。TVを見ていた中でもう、見る番組が1,2つし

かなくなっていましたが、「なんでも鑑定団」は毎回、感動してみていました。これ

は本物だからでしょう。隠れた名品が出てくると本当に感動します。それに比べて

今のTV一般は内容が薄くて感動すらしない。なんで場違いな場所にお笑いばかりが出て

来るのか、全然理解出来ない。当方とすれば専門家の意見なら是非聞きたいのに。加え

て報道も嘘があるとなると、もう見ないで良い。あのN〇Kですら嘘の報道を。

 

こんな風に見ていくと、簡単な結論が出てきます。人を感動させるためには「経済

性、合理性、効率」の一見すれば、素晴らしいような要素を最初から組み入れてはいけ

ないということです。ここは多くの人が大きな勘違いをしている部分のように思ってい

ます。そう、お金を稼ぐことを最初から目的とした場合、その手法で人を感動させるな

んての無理でしょう。お金を稼ぐことは決して悪いことではない。でもそれが最初から

第一目的となってしまったら。。。。皆さんもよく考えてみてください。間違った判断

を自分がしてないかを少し見直しても良い時期なのかもです。