ネットでのニュースを見て驚いたのが米国では年収1億円を超えるエンジニアがそれな
りにいると言うニュースです。これはかなり驚いたのと逆に日本のエンジニアの年収の
安さを嘆いたりしています。どうも、この年収1億円を超えるエンジニアはIT関係のエ
ンジニアのようですが、それにしても日本との差がかなり大きい。確かに米国は日本と
平均年収を比べれば、いつのまにか、200万円も差が出来てしまっています。とは言
いながらも1億円は凄いと思いますね。
少し前ではトレーダーの年収の高いクラスが年収1億円は軽く超えている連中がいた
記憶があります。確か学卒の一生涯の稼ぎが2億円とか3億円近い昔の記憶がありま
すから、それと比べても物凄い年収になるわけです。付け加えて米国アマゾンでは
アマゾンが従業員の年収上限を日本円換算で4000万円に引き上げたと言う報道まであ
りました。日本にいるリタイアした自分としては余りの高額に唖然としてしまいます。
しかし、この例も米国では珍しくないとのこと。本当に羨ましいし、米国が伸びる理
由がはっきり分かります。そういう面では今の日本は完全に死んでしまっていると言
えちゃいますね。言いたくないですけど、そういうことです。まあ、現状で言えば
日本が環境対応に国も民間も相当、お金を突っ込んで利益すら、世間に還元出来ない
部分が大きい気がしてます。加えて政治が駄目過ぎです。ぶっちゃけ、お役人が得を
する政策しかしてないような、そんな気さえしてきます。GDP世界第3位とは言いな
がら税金が有効に利用されていない。そんなことなのでしょう。
自分も現役時代は1千何百万かの年収が幸運なことにありましたが、それで幸せと言う
感じは余りないように思っています。お金の面では恵まれていたはずなのにです。こ
れの理由は何なのか。余り分析出来ていません。1つには有効なお金の使い方をしな
いといくら稼いでも泡銭かも知れないということです。お金なんて使いだしたらキリ
がないし、本気で自分や家族が満たされるものでないとそんな感じです。はっきり
言えるのは便利さにお金を使っても余り満たされない、そんな気がしています。
話を戻します。米国では専門職の給与が高く、平均で年収2000万円とも言われていま
す。また、ハーバードやスタンフォードなどの有名ビジネススクール卒業した直後の初
任給が日本円換算で1700万円程度。比較に少し無理があるかもですが、日本では大学院
生の初任給は男女平均で年306万円程度。(令和2年国の「賃金構造基本統計調査の概
況」より)。この大きな差は一体何なのか。考えなくてもすぐにお分かりのはず。そう
今の日本はそんな状況なのです。