気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

東日本大震災「あり得ないはずの巨大地震」だった・日本地震学会で吐露ー現代ビジネス記事にあえて言う

似たような記事が過去に何度かあって一介のエンジニアとしては科学は違うだろと言う

意識が相当強いので再度、ここでそれについて述べます。記事は8月11日現代ビジネス

オンラインで防災・危機管理アドバイザーの山村武彦氏が書いた記事です。誤解があ

るといけないので記事を全部載せます。

 

【現代ビジネス8月11日】

東日本大震災は「あり得ないはずの巨大地震」だった…日本地震学会で吐露された「痛恨の念」

(前略)

地震学の敗北宣言
太平洋プレートは、「東太平洋海嶺」と呼ばれる海底の山脈で誕生し、ゆっくりと移動してきた。日本海溝到達までの移動時間が長かった(約1億3千万年)ため、プレートは熱を放出し、海水によって冷却され重くなっている。日本海溝の沈み込みプレート境界では、陸の北米プレートにぶつかり、その境界から地球の内部へと沈み込んでいく。古く重いプレートゆえに急角度で沈み込むため、プレート間の固着(くっつく力)はあまり強くないと考えられ、固着が強くない北米プレートと太平洋プレートとの間・日本海溝では、M9級地震の発生確率は低いと考えられていた。

一方ユーラシアプレートの下に沈み込むフィリピン海プレートは若いプレートで軽いため、陸のプレートにぶつかってもスムーズに沈み込めず、折れ曲がり角度も浅いため、陸のプレートとの間の固着が強いと考えられている。「プレート間の固着が強ければ強いほど巨大地震が起きる可能性が高い」というのが、研究者間では共通の認識だった。

だが、固着が弱い日本海溝のプレート境界ではM9級巨大地震の発生確率は低い、というこれまでの定説を覆し、2011年3月11日午後2時46分、M9の東日本大震災が発生し、犠牲者2万2千人を超える大惨事を引き起こした。「あり得ない場所で巨大地震が起きた」地震学者だけでなく、政府関係者、自治体職員などに衝撃が走った。私を含め、防災に携わるものにとっても背筋が凍るような青天の霹靂だった。

東日本大震災から約7か月後の10月5日、公益社団法人日本地震学会の全国大会が静岡県で開かれ、約2000人が参加した。席上、同学会震災対応責任者のS教授は、「想定外の震災に負い目を感じる。地震学や学者の姿勢に問題がなかったか問い直す」と痛恨の念を吐露した。これを「地震学の敗北宣言」と報じるメディアもあった。

東日本大震災から10年後の2021年12月、中央防災会議は日本海溝と千島海溝で起きる巨大地震の想定を最大M9級とし、最悪の場合は死者19万人以上と想定を大きく改めることになった。

(後略)

 

以上が今回取り上げた記事の内容です。どうも南海トラフ巨大地震の防災について説明

するための導入記事のような感じですが最初はプレートテクトニクスの説明なので特に

何もない。しかし、地震学会等の記述がこれで本当に正しい内容なのかが自分としては

疑問なのです。何の学問も地球のメカニズムについて100%解明された学問はないと

自分は思っていますし、ましてや、地震の発生については予知の学問も確率されていな

いですし、確かに地震学会では大きなショックであったとしても、それは結果どうしよ

うもないことと思っています。お気持ちは充分分かりますが。更に後から過去の巨大

地震の痕跡が見つかり、過去には巨大地震が起きていたことが分かっているので、それ

は当時の学問として追えていなくても、それを非難は出来ない感じです。

 

更に日本海溝側のプレートで地震の発生がしにくく、巨大地震は起きにくいと言う話

も普通にエンジニアが読めば、そういった地震は起きないと思うのではなく、発生す

る確率が低いだけで起きないとは普通は理解しないと思います。ですから「あり得な

いはずの巨大地震」と言った言い方は決して学会が言ったのではなく、他の方あるい

はマスコミ等それを扱った方が言っただけなのでは、と自分は勝手に思っています。

自然科学分野で活動している技術者は自然に対して「絶対にありえない」と言う

言葉を使う訳もないので。そんな意味で地震学会のコメントも見る人が見ればそれ

なりに正しい理解をしてもらえるような気がしています。そもそも日本人は自然を

征服すべきものとは取られておらず、共存していくべきもの、人間の自然の一部、

そう思うのが普通なので。色々書きましたが、今回の記事もそう思って読んでい

ます。