表記の件、改革を狙って新たに林真理子理事長が就任して少しだけ、期待していまし
た。抜本的改革が日大で出来るのか、しっかり見ていこうと思っていたわけです。現
状の詳細は自分は分かっていないですが、もともとマンモス校であったことから、在
籍している学生のためにも改革は必須と思っていたからです。ところが表記の件で
最初に記者会見をした際に林理事長が「違法薬物を使っている事実は確認されていな
い」と言ったニュアンスの報道があってから、「あれ、大丈夫かしら」と心配になっ
てきた訳です。なんせ言ってる内容が全く信用の出来ない国会議員と同じで、そんな
メッセージ誰も林理事長に求めてないの、わかってないのかなと思ったからです。
そしてもう大学に強制的に捜査が入り、薬物も確認され、対象者の学生は身柄を拘束
されています。それで昨日、大学サイドの記者会見となった訳ですが、「こんなまず
い記者会見誰が考えたの?」と言った本当にお粗末な内容でマスコミ報道がなされま
した。これで日大の改革はゼロからのやり直し。残念ながら林理事長も結果、ほぼ機
能してなかったことが確定です。自分とすれば是非、日大には改革を進めて欲しかっ
たのです。あの記者会見のシナリオは誰が考えたのでしょう。元検事と言われている
沢田康広副学長のコメントなんて最悪でしょう。何の意味もないばかりか、日大が
再建出来ないことを如実に副学長が公言していたようなものです。非難というより
何故あんなまずいことしか言えなかったのかが全然理解出来ないのです。
多分、一般の方は私と同じような印象をもったに違いありません。専門のコンサルタ
ントとか入れてないのでしょうか。日大とあろうものがこんな記者会見、それも全部
対応が遅すぎです。悪いことが起きた、あるいは起きる危険性のあった時は早急に
1次対応し、世間にもそれを公けにし、悪い部分はひたすら世間様、関係者様に心から
謝罪し、2度と同じようなことが起きないよう具体的な措置を段階的に早急にするのが
必須なのです。その意味では日大では誰も関係している責任ある方々は分かってない。
これは非常に悲しいことです。そう、実質的に責任ある方が今回のような事件が起き
た場合にどう対応すれば良いのかが全然分かってないということですから。もう一度
言います。今回は批判ではないのです。対応が分かっていないことが本当に悲しい。
そういうことです。