能登半島の地震や津波の被害動画を見れば、どれだけ被害が大きくて道路網も寸断さ
て、海岸に近い街並みが地震と津波、そして火災等で焼失してしまったのかを思うと
心苦しさんが全然消えない感じです。また、youtubeで自衛隊の方々が徒歩で崖が崩れ
、歩くのさえ難しい箇所に救助物資を身体のみで届けている姿を見ると、あまりにもあ
りがたくて頑張れ!とか手を合わせて拝んでしまいます。被害にあった方々は彼ら彼女
らの姿を見たら、どれでけ勇気づけられることか。自衛隊と同時に地方自治体の方々や
消防隊等救護に必死で頑張っている方々には心から御礼申し上げたい。
しかし、今回の件、地方自治体が組織としても人員規模としてもアップアップな状態で
すから国の支援が相当大事なはずなのですが、今のyoutubeでも自衛隊の救援人数が
約6100人態勢で防衛相の言う「最善そして適切に対応できている」というコメントの
意味と以前現場から出ている救援が足りないというメッセージとのギャップは何か。
一番気にしたのはある程度、人が集まっている個所に救援物資が届いていると仮定して
も、その先は車両等でなく、人力で運搬しないといけなかったら、決して「最善」や
「適切」という談話は出てこないのではないか。すぐに思うのは自己弁護、責任回避の
ためのコメントではないかと思ってしまうわけです。少なくとも現地の方が被災後1週
間も経過しているのに入浴も出来ない、物資も足りていませんでは救援自体が足りてい
ない感じに見えます。マスコミがそこは触れないので分かっていませんが、自衛隊が
youtubeで見せてくれている徒歩での救援は担当大臣のメッセージの背景になっていな
い感じに見えます。
また、被災した方々を見ても本当のおとなしい。自分が今の年齢で同じ災害にあったら
不平不満を一切言わず、救援を黙って待っていられるかと言えば、そんな感じが全然し
ないのです。まあ、通信網も完全にダウンしていた時間もあったようなので、それも
伝えられなかった可能性もあるわけですが。しかし、日本人は本当におとなしい。信じ
られないぐらいにおとなしいです。珠洲市の動画ではもう積雪も映っています。寒くて
寒くてどうしようもない方々がいるかもです。それと山間の集落が結構ある感じに見え
ています。救援の方々は必死に頑張っているでしょうけど、空腹や寒さで生きる気力を
失っていないことを切に望みます。なんとか少しでも楽にさせてあげたい。