気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

日本人の学力が落ちてる話と「我慢する」話

f:id:o-kenya777:20200606152455j:plain

f:id:o-kenya777:20200606152511j:plain

まあ、若い方には少し嫌な現実になると思いますが、昨今、日本人の学力が下がって

いると言う警笛が鳴らされています。原因はよく自分は分かっていませんが、そういう

ことなのでしょう。良く昔を振り返ってみますと、教育に関しては随分変遷があった

ように思っています。我々の時代では受験戦争なんて呼ばれる時代を過ごし、詰め込み

教育がいけないと言われてきた時代を生きてきました。そして、その後に「ゆとり

教育」というのが出てきました。詰め込み教育は良くない、考える力を付けないと

いけない等の反省が随分あったようです。そこは良いとして、それを是正する方法が

間違っていたのかも知れません。一番良い例は円周率、πの話でしょう。これの数値が

単に3で教える意味はないな、と思っていました。そんなこんなで今のような状態に

教育はなったのでしょう。そして、ゆとりの出た分、学力が落ちたような、そんな気が

しています。

 

学力がなくても人間として生きていければ、何も問題はないはずですが、悲しいかな

日本は輸出でもお金を稼いでいます。物でもサービスでも海外を対象とするのであれ

ば競争に勝たないといけません。そうなると学力というか、頭脳が必要になってきま

す。そう、頭が良くないといけない部分があるわけです。世界の最先端技術を保持

していくとなると、そういう必要があるんだと思いますね。国民みんながという

必要はないですが、ある一定の人数はそうでないといけない。

 

もう1つの気付いた点。それは我慢しないと言いますか、他人に優しくない人が増え

ている気がしている点です。一端なのかもですが、若い人たちは自分の勝手な判断

ですが、我慢しないと思ってます。すぐに「うざい」「死ね」「耐えられない」と

いう言葉を簡単に口に出します。「うざい」は自分の語彙にないのでコメントしま

せん。「死ね」も気持ちが分からないわけではないですが、じいちゃんばあちゃんに

子供のころ、言ってはいけない言葉として教えられてきました。「耐えられない」

は、これも絶対に口にしたらいけない言葉です。「口に出したら、即挫折」の

言葉ですし、そんなの人生に数度あるかないかの体験時に言う言葉だと思ってい

ましたので。

 

確かにどうも自分たちが生きてきていた時代より、どうも厳しいことが多いような

世の中のようです。そういう意味では今から成人になる人たちにとっては可哀相な

気さえしてきます。それでも生きているうちに、特に社会人になってからは、

「楽しいこと」よりも「耐えること」が多い生活をしてきました。そういう場合

苦しいとか耐えられないは思っていても完全に「禁句」でした。言ったら挫折する

から。理由は簡単です。挫折したら前にはなかなか進めません。そう考えると今の

人は自分の思ってることを簡単に口に出して、それでなんとか、やっていけてるの

でしょうか。どうもそうではない気がしています。とりあえず。