人工知能や、それに伴った車の自動運転技術がどんどん進歩して、タクシーも無人で
出来る世の中になるのは明白は話ですが、遂にボルボがウーバーと組んで、自動運転車
の量産に踏み切ることにしたようです。余り情報のなかった人に説明しますと、
Uber(ウーバー)は、アメリカ合衆国の企業であるウーバー・テクノロジーズが運営す
る自動車配車ウェブサイト&配車アプリのことです。既に日本でも利用が可能ですし、
現在は世界70カ国・地域の450都市以上で展開しています。急成長のサービスです。
その企業とボルボが組んで、自動運転車両を量産する計画のようです。
記事はReponseからです。
【Response 6月12日】
ボルボカーズ(Volvo Cars)は6月12日、ウーバー(Uber)と共同開発した自動運転車の量産モデルを発表した。ボルボカーズとウーバーは2016年、戦略的提携を締結した。ボルボカーズはウーバーに対して、2019年から2021年までに数万台の自動運転対応のベース車両を販売することで合意している。
この戦略的提携に基づいて、ボルボカーズとウーバーは、共同開発した自動運転車の量産モデルを発表した。この自動運転車の量産モデルは、ボルボカーズの最上級SUV、ボルボ『XC90』をベースにしている。ボルボカーズとウーバーの自動運転車の量産モデルの最大の特長が、ステアリングやブレーキ機能のバックアップシステムと、バッテリーのバックアップ電源の搭載だ。何らかの理由により、自動運転システムが故障した場合、バックアップシステムは即座に車両を停止させるように設計されている。
このXC90には、ウーバーが独自の自動運転システムを簡単に搭載できる設計とした。これにより、自動運転車を将来、ウーバーのライドシェアネットワークで活用することが可能になる、としている。
欧州は対応が早いですね。最初はドイツ企業かなと思っていましたが、ボルボでした。
企業としては一番最初に対応することもかなりの意味があるように思います。こうなっ
てくると本当に無人のタクシーサービスの登場も近いうちのように思えてきました。