気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

EVの先進国、ノルウェーでは新車発売台数の約50%が排ガスゼロ車

f:id:o-kenya777:20190903183302j:plain

出典:ロイター2019

f:id:o-kenya777:20190903183355j:plain

出典:WebCarGraphic

欧州でEV、いわゆる電気自動車が発達していることを我々は聞いていますが、ノルウ

ェーでは新車販売登録台数の約50%が排ガスゼロ車なんだそうです。これは日本人の

自分にとってはちょっと驚きの数字です。2018年度の実績では日本での電気自動車と

ハイブリッド車の販売割合は僅かに1%。世界全体で見ても約2.1%なんだそうです。

いかに日本が遅れているかということでしょう。それにノルウェーの50%は凄過ぎま

す。データを勘違いしてないと良いですが、数度確認したら、間違っていません。日

本は石油を海外から98%以上も輸入しているのに何故EV等、排ガスゼロ車が流行らな

いのか、よく分かりません。まあ、一概にトヨタ等の自動車会社に言っても仕方がな

い気がします。

 世界での販売台数が気になったので調べてみますと、三菱自動車のHPに今年の2月

までの世界での販売台数が載っていました。もちろん、ステラが一番ですがなんと

ここには中国のEV車が5台も10位までのランクに入っています。これはちょっと

またまたの驚きです。いつの間にこんな風になっていたんだと言う感じです。トヨタ

の車なんて入っていません。気になってBYD Yuan EVを見てみましたが、外観はざっ

と見た感じ、結構洒落てます。内燃機関の自動車と比べれば、EVは製造が簡単と言わ

れていますので、そのためかも知れません。中国でこんなEVが作れるなんて、はっき

り言って驚異です。どうも日本国内だけを見ていたら、世界の状況とは差が結構あっ

て、浦島太郎になっちゃいそうです。中国は本当に侮れませんね。

f:id:o-kenya777:20190903190638j:plain

欧州のEVのニュースで話題になっていたのはEVの充電による送電施設への負荷の

話です。急速充電をみんなが一斉にやったら、送電設備がダウンするし、それを賄うに

は膨大な費用が設備投資にかかると言う問題です。そこをどうするかの今後の検討が

必要なそうです。一時的には低速の夜間充電でなんとか、対応の様子ですが、充電に

関しては充電する方と送電する側の相互コミュニケーションが必要とも書いてありま

す。それはそうですよね、状況把握をしないと対応は出来ないので。

 

この話も結構興味深い話でした。日本も今後遭遇する問題でしょう。しかし、ノルウェ

ーは凄いなと思いました。