辻希美ちゃんがSNSで、「運動会のお弁当を家族で食べる決まりは無くならないでほし
い」と自分の願望を述べたところ、綴ったところ、かなり、ネットで批判をされたそう
です。 そこで出てきた辻ちゃんへの批判意見は「家族揃って運動会を観に行ける、い
わゆる幸せな形の家族の想いでしょう」 「世の中、両親が揃ってて仲睦まじい幸せな
家族ばかりじゃないってこと他の人の都合等は一切無視なんだな」「家族でお弁当が
出来る家庭にとってはとても幸せな時間だと思う。でもそれが出来ない子どもにとっ
てはとてつもなく悲しい時間」「土日だからといって父親や母親の仕事が休みじゃない
職業の人も多いと思います」「忙しい親もいるんだから」等々。
批判をしている人たちの気持ちもよく分かります。同時に辻ちゃんの心配もそれなりに
分かります。多分、そういったことが消えると言う心配があったのでしょう。自分は全
然彼女のファンでもないですが、多分彼女は他意もなく、心配事を吐き出しただけの
ようにも見えます。それに批判が出るのは、そういう学校の習慣そのものに対する批判
もあるでしょうし、そもそも彼女が何か言うことを嫌いな人もいるように自分は思って
います。自分が小学生だったころも親御さんが運動会に出れない子もいたことはいまし
たね。当時は何だろ、誰かの家のお弁当に混ざって食べていたり、女先生がお弁当を
準備したとか、そんな話も聞いたことがあります。
ですから、多分実際に運動会のお弁当が皆と同じでなくて嫌だった子もいたことは
いたのですが、周囲が助けてたんじゃないかと言う感じです。そう言えば学校の給食
費を払えない子もいました。でも学級の皆でそれは補填したとか、そんな話を聞きま
した。当時はのんびりした良い時代だったのかもと、振り返って思い出せば、そんな
気がします。今はもう、そういうお子様が増えているんでしょう。そう思えば、そ
ういうお子様は本当に可哀相な気がしてきます。
1つには専業主婦が減って皆共働きになってると言う事実があります。多分随分増え
ているでしょうし、専業主婦が羨ましいと言う意見さえ聞こえてくる時代です。世の
中がそんな風に変わってきたということでしょう。もう1つは教育とか日本は大金が
必要な家庭費用が多過ぎです。働かないと子供に教育すら出来ない。これはかなり
重大な問題です。なんせ中曽根氏が総理の時から大学への国の補助をがっつりカット
されているので授業料を出してもらわないと大学は運営出来ないのです。本当に
時代が変わりました。ちなみに自分が大学にいた時の年間授業料は36000円だった
と思います。半期で18000円払っていたので。
何を言いたいかと言うと本当は家族が子供の運動会に出てあげれれば良いけど、お金
のためにそれも出来ない親御さんが増えているという事実です。これは突き詰めて
いけば矛盾にぶち当たります。だって幸せになるためのお金なのに、子供の大事な学
校行事に出れないのは不幸じゃないですか、そういうことです。そう考えると子供も
親御さんも可哀相になってきます。もっと言えば、そんなのが普通になってる日本
ってどうよ?って感も出てきますよね。本当に時代は大きく変化してます。それも
悪いほうに悪いほうにだと自分は確認しています。批判されるでしょうけど、小学校
の運動会のお弁当、楽しかった。