新型肺炎の騒ぎで日本も海外と比べると死者は少ないと言いながらも、大騒ぎになって
います。日本人の性格からすると仕方のない部分もありますが、呆れる部分も多いの
は、どうしようもありません。少し騒ぎになった検事長の件、少しだけ意見を言わせて
頂きます。ここでも今までの日本の社会システムがほぼ限界を迎え、全て一新しない
といけないのは自分の前々からの意見ですが、自分なりに色々情報を精査している方々
もそれは充分ご承知のはずです。
一新しないといけない理由は若い方々、子供たちに良い社会を残したいから、これにし
かありません。過去のことを眺めて見ても、時々おかしな事件もあったのは事実ですが
自分の生きてきた時代は「高度成長期」と言って非常に世の中が明るい時代だったよう
に思います。それは表面上で会ったかもですが、感覚的にはそうです。しかし、今の
日本は本当に暗い。そして変な社会、矛盾だらけの時代だと感じています。若い方
子供たちが夢を持ちにくい、そんな社会になっている気がしています。
そう考えていくと今の政府はどうしようもないと言うか、主目的である、国民の幸せを
願っていない点でもう駄目なのはご承知の通りです。そして、今回の東京高検検事長の
件はどうしようもない。本人のしっかりとした自覚がない方が、そういうポジションに
なってはいけないし、そうならないようなシステムになっていないといけない。
そう言う面ではもう全滅です。どうしようもないけど、事実は検事長になってはいけな
い人をそういうポジションにしていた、と言うことです。つまり、的確な判断が出来る
人がそういうポジションになっていないし、もっと突っ込んで言えば、そういう人材
を育てる環境が出来ていないかも、しれません。
子供の頃に戦時中にヤミ米を買わない、検事さんかそういう方のお話を聞いたことが
ありました。法律で買ってはいけないお米なのに、そういう立場の方なので買わなか
ったと。最後は記憶が確かではないですが、その方は栄養失調かなにかで亡くなった
お話のように思いました。もし、それで亡くなったとすれば偉いとかそういう言葉
では片づけられない逸話です。でも守るべき法律とは、そういうものなのかもと
思ったりしました。
今公けのそれも重要なポジションの方々がどういうことを考えて仕事をしているのかが
全く見えてきません。少なくとも国民の幸福なんて大命題を目的として仕事をしている
方が見えてきません。単純に見えてきていないだけなら、良いのですが。そんなことを
思ってしまう今日この頃です。