日刊スポーツの出ていた大谷君へのインタビューで現在長打が出ていない理由で次の
メッセージを彼が述べています。
「それは今日の打席もあと1ミリ下(でボールを捉えた)とかだったらフェンス越えて
たりとか、1ミリ右だったら(野手の)間を抜けたりとかそういう微妙な中でやってい
るので。勝手にもうちょっと良くなったら出てくるんじゃないかなと。いきなりより、
こうやって少しずつステップしていった方が、何が良くて何が悪かったがはっきり分か
ってくるので、まあいいかなと思います。」
いや、これって凄くないですか。打撃での1㎜での調整の世界。硬式ボールを飛ばす
方法は落合さんが何かで話していたのを聞いた記憶があります。そしてバットの芯も
計算上では点になるんだとか。そうだとしたら先ほどの大谷君の話も感覚の話ではなく
て実際にそうなのかもと思えてきます。多分、実際にそうなのでしょう。彼はまだ
24歳。まだまだ、これからの選手です。でもこれまでの大リーグでの打撃を見ても
その彼の非凡さははっきりしています。多分、記録もこれから伸びていくのでしょう。
そういう姿を我々も見たいですし。彼のストイックさで言えば、野球以外に関心が余り
ないこと。一部では女性にも興味がないとかそんなくだらない話も出ていますが、そん
なこともないでしょうし。それよりも良いパフォーマンスをするために日々努力をして
いる、そんな感じでしょうか。ともかく今回のインタビューの内容には驚かされまし
た。天才だからなのでしょうね。凄いです。また、感動しちゃいました。