今日のニュースで政府が100億円もかけて作ったマイナンバーのホームページ「マイナ
ポータル」が政府の想定に対して0.02%だったという報道がありました。これってほぼ
ゼロですよね。もう空いた口が塞がりません。いったいどういう予測をしたのか、非常
に気になります。今回の件、全面的にお役所を批判するつもりはないですが、何と言う
のか多分、予算が血税と言う意識はないんだな、と感じてます。まあ、血税と言っても
必要な箇所には使わないといけないし、それは大事なことですが。マイナンバーカード
の保有者数が平成29年3月で平均8.4%。自分も持つ気があまりしていませんし、周囲の
人の話を聞いてもせいぜい2割まで行くかな、といった感じでした。
しかし、今回の予想では国民の7割がカード保有したとしてという過程だそうです。
まあ、手前みそでも良いですけど、これはあり得ない。その前提で月1回はカード保有
者がこのHPにアクセスすると仮定してサーバーの能力等を決めたそうです。んー、何
て言えば良いでしょうか。平民の私から言えば、これは多分あり得ない。みんなカード
保有したがってませんから。最大で月2025万件のアクセスを想定していたところ、現
状は月平均で5000件あまりだそうです。頭痛いですねぇ。国のお役人って頭の切れる
方が沢山いるはずなのに。なんでこういうことになったのか。んー、頭が痛い。
そしてお役所のやり方では、このシステムを1回作ったら多分、能力の縮小はしないで
しょうね。お役所ってそういうポリシーなので。民間企業でこんな失敗したら責任取ら
されますが、国では多分ないんでしょう。結果は誰も分からないので、どうしようも
ない部分はあるのですが、もう少し何とかして欲しいと言うのが本音です。めっちゃカ
ッコ悪いし、センスないですよね。