新型肺炎によって今まで月に200万人を超える訪日外国人がいたものが、現状、6月
では2600人と言うニュースが出てきました。これは減少割合からするとほぼ100%減っ
たと言い切っても良いぐらいの減少率です。外国人の訪日で商売が成り立っていた方々
にとっては本当に死活問題の状況が4か月程度は続いていることになります。加えて
海外では患者数がとてつもなく増えている国が米国を始めとして、何か国かあるので
まったく旅行者が増える見込みがない状況です。他の業種も同様のケースがあると思い
ますが更に公的な援助でもない限り、店じまいしなければいけない業種が今後どんどん
増える気がしてきました。ニュースはロイターのHPからです。
【ロイターHP 7月15日】
- 日本政府観光局(JNTO)が15日発表した6月の訪日外国人客数は、前年同月比99.9%減の2600人(推計)となり、9カ月連続で前年同月を下回った。過去最低となった5月から900人増えたものの、新型コロナウイルス感染症の拡大で多くの国で渡航制限措置がとられたことなどから、ほぼゼロに近い数字が続いている。1月からの上半期合計は394万7000人。前年同期から76.3%減少した。
外国人の来日によって救われていた業種もあったように思います。それが何か月も旅行
者が減ったまま元に戻らないなんて言う状況は想定もしていなかったはず。自助努力で
回復出来るわけでもない。先が見えないのは本当に心配なんてもんじゃないように思い
ます。特に米国を中心にワクチンの開発が急ピッチで進められているわけですが、新型
肺炎にかかって治った方での調査では抗体の持続期間が短いような報告も出ています。
本当にそうだとしたら、どういうワクチンの利かせ方をするのか、とか不安な面も多々
残っています。自分個人の考え方では経済活動を犠牲にしても患者数を減らすべきで
困窮している業種の方には政府が援助するしかないと勝手に思ってしまっています。
100年に1度とかの病気の流行であれば、それも致し方なしかもしれません。