気になるトピック&ニュース少し掘り下げブログ

沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

中国での小中学生500人が毎年自殺と日本の児童の自殺者増加

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暗い話になりますが、今日のNEWポストセブンHPで中国での小中学生が毎年500人

は自殺をすると言うニュースを見ました。絶対数が多くて驚きますが中国は総人口13

億人を超える超大国です。その中では中国の場合の原因としては「子供に対する親の期

待の大きさが子供を追い詰めている」とか「教師の質の低下が、子供たちの自殺に拍車

をかけている」と言った意見がネット上では出ているそうです。親の期待の大きさは

どこの国でも同じかも知れませんし、原因が先生にある場合も日本でもイジメを苦にし

て先生にも助けてもらえず、自殺したニュースは日本国内のも出てきている話です。

こういうニュースは、それを目にするたびに心が痛みます。

 

非常に恥ずべき事柄ですが日本は自殺者が本当に多い国です。そういう面では決して生

活環境が良いとは言えないと自分は思っています。確かに戦争もないし、多くの場合は

明日の食べ物や住む場所がないというケースも少ない国。それなのに自殺者が多い。

キリスト教では聖書の中に自分で自分の命を奪うことを禁じているそうですが、日本も

死んでもいいなんてことは決してどこでもうたっていません。ただ1つあるのは「死ん

でお詫びをする」が一般的かも知れません。決して推奨されることではないですが、

そういう責任の取り方が昔からあります。特に中学校や高校の自殺者は増加傾向です。

中学校や高校は本当に多感な時期で精神的にもある意味不安定を言えます。だからと

言ってすぐに自殺に走るとも思えません。そこに行き着くには、それなりの過程があり

それで最後は自殺となるような気がしています。

 

もちろん、危なくなった際に先生が気付いて対応したり、親友がいれば親友に相談も

あるかも知れません。親御さんには相談するのか、それは自分は分かっていません。

少しだけ思ったのが親御さんの2人とも働きに出ているケースも多いように思います。

親御さんが多忙なために児童が一人で夕食を食べると言う割合も常に一定数あるわけ

です。確かに今の世の中、お金が必要なのも分かりますが夕食すら一人でいつも食べ

ている児童が精神的に安定してるとは言いにくい気がしています。自分たちが子供の

頃はおじいさん、おばあさんも一緒か近くにいる場合もあったので、じいちゃんばあち

ゃんが親の代わりをしていた場合もあったかもしれません。結構昔の実験だと思います

が子猿を親と一緒でなく、一人で育てると落ち着かない不安定な猿になるというのを

聞いたことがあります。何を言いたいかと言うと子供たちを取り巻く環境がどんどん厳

しい方に進んでいるということです。この新型肺炎で親御さんの収入も減るとか、自営

で会社が潰れそうになったら、子供たちの不安は加速されることになります。今回は

問題提起のような形ですが、この大きな課題を何とか解決する方向に持っていかないと

いけません。先がなかなか見えにくい状況ではありますが。

 

話を戻します。中国は10億を超える超大国。日本は人口はその10分の1程度なのに、

年間350人を超える小中高校の児童の自殺者がいる現実をどう理解するかです。