少しづつコロナ肺炎の輸入ワクチンも接種出来るようになっているニュースが聞ける
ようになってきましたが、ワクチンを無駄にしていますようなトラブルニュースが出て
来ています。「あれ?」と思って調べたところ、温度管理が非常に厳しい。なんと-
70℃以下にしろとか、振動を与えるなとか結構、面倒です。こんな温度では通常の冷蔵
庫での保管が出来ないわけで、慣れていない医療従事者が出てきても不思議ではありま
せん。製造が簡単だろうと言われている割には高価で確かに税金を無駄にしてしまうの
は良くないですが、現状を考えば、大きく騒ぐことでもない気がしています。
さて、自分は知らなかったのですが、塩野義製薬他、国内メーカーでも通常タイプのワ
クチンの実証試験が行われ、年内に利用可能等のニュースも出てきました。また、それ
に加えて薬の開発の話もです。これは自分にとっても非常に明るいお話です。色々判断
もあるでしょうが、国産は輸入物よりも安心出来ると勝手に信じています。これは変な
話、同じようなスペックの製品を見ても国産品の方が質が良いことが多々あったためで
す。思い込みでもなく、経験上の話。それに薬も開発されれば、安心度が増します。
今回の海外での新タイプワクチンについては、白人の方々があれほど感染者が爆発的に
増えて、死者も急増したら、ともかくそれを減らすと言う政策を取るのは当然の話で
ワクチンにリスクがあったとしても大勢の人間を助けると言う目的からしても100%良
いことではないとしても選択すべき手段であったのは言う間でもありません。それで
コロナ僕別に成功している国々が多々あるわけですから。そんな中で患者の発生数が
何倍も低い日本が輸入ワクチンに頼るべきしかなかったのかは少し議論の残るところ
と自分は思っています。何故もっと国産のワクチンを完成させることに注力していな
かったのか、とか思ってしまいます。現状、ワクチンも7割以上が先進国に買い占めら
れ、困っている国も当然あるだろうと思います。
そして先進国と言いながらも有色人種(問題発言かも)の日本にはなかなかワクチンが
届かない、手配出来ない。つまり、緊急の場合は自国を優先し、他国まで配慮が出来な
いのは普通のことです。そう当たり前。そうなると技術を持っている国は自分で自分の
国を守っていかないといけないのは当然のことです。まあ、目の前に難問が累積してい
れば、そちらだけに目が行くのは仕方がないですが、はっきり言いまして、国を司る
者はそう言う視野がないと絶対にいけません。もう重要視すべき事柄の次元が違って
当たり前のことなのです。自分の派閥、もっと言えばお金儲けや自己満足の視野では
こんな厳しい世界をサバイバルしていくことが出来ないわけです。そこは今回の件で
国民の皆さんも気付いたことでしょう。
国産のワクチン完成と薬の完成に大いに期待します。