自分はもう千葉に40年以上住んでいるので、特にこの地域の風土は良く分かっていま
す。そんな中で起きたお隣の村、長正村の村議会議長の障害時間の話は本当に内容が
悪くて、これからどうするんだろうと思ってみていました。やったこと自体は完全に
村会議員は欠格なので、どう考えても議員を辞めるしか選択肢はないのです。それが
本人の「すべきことが残っている」の談話だけで続けられるはずがないのです。もう
大学を出て、すぐにこちらに就職したわけですが、40年前の当時は千葉では選挙がある
とお金が儲かる、そんな地域だったのです。冗談抜きで本当のお話です。初々しかった
自分は当時もそんなのは信じられなかったのですが、日本全国でも普通にあったお話か
もです。恥ずかしながら、そんな時代も本当にあったのです。
それと地方の議員さんは本当に権力を持っています。これは良い意味でも悪い意味で
も。特に千葉の田舎の方は特にでしょう。最近は詳細を見ていないので分かっていない
かもですが、少し前まではそんな感じでした。はっきり言えば限られた社会の中で権力
を持ってしまえば、普通の方でも勘違いしてしまうかも知れません。そこはなんとなく
想像が出来るのです。ただ、今は情報社会で冗談抜きで全世界の情報がリアルタイムで
入ってくるので、今回の議長の対応は自分の一般常識からすれば間違いであったという
ことになります。要はどんな理由であっても女性に障害事件を起こすような方が議員の
ままであってはいけないのです。そういうことです。その部分は仮に自分の公務でしな
ければならないことがあっても議員欠格なら議員は即座に辞職しないといけません。
ネットのyahooニュースでは役場への苦情が殺到していると伝えています。それにふる
さと納税も今後はしないとかの苦情も来ているとしています。そして、この村は201
9年度、ふるさと納税の寄付額が7億9250万円で全国1位だったとのこと。そんな
意味でも今回の件で相当村自体も損害を被ります。それを回復しようとしても、この
世の中ではかなり難しいでしょう。議会で2度議員辞職を勧告したようですが、結果、
辞職させられていないので、それに関係した方々は自分の判断が大きな間違いであった
ことに途中から気付いたのかもです。今回の件、相当当該村にはダメージが続くでしょ
う。可哀想ですが、どうしようもないのです。