先月29日、屋久島で墜落したオスプレイV-22。米国ベル社とボーイング社が開発した
垂直離着陸機になります。日本国内の米軍基地や自衛隊駐屯地への配備中止が2012年
から国内に反対運動が行われ、また、機体が新規開発された品物であったため、事故も
多く、そんな意味では日本での飛行がかなり反対されていた品物です。今回の事故は
政府発表では米軍の公表から「不時着」としていますが、島の目撃者のお話では、普通
に飛行していたものが急に180度ひっくり返り、その後、片方のエンジンから火が出て
プロペラが飛び、真っ逆さまで海面に墜落したと目撃談なので完全にエンジン不調でと
かそんな感じに見えています。
それで搭乗者8名が墜落し、1名だけ救助されていますが、他の7名は見つかっていな
いことから捜索が続いている感じです。早く捜索で見つかれば良いのですが。島の方々
も、このニュースを見た方も「オスプレイはやはり危険だ」と思っても仕方ない感じに
かもです。もともとは従前の輸送機と比較すると速度約2倍、航続距離約5.6倍、行動半
径4倍、輸送兵員数2倍、飛行高度約3.5倍、物資積載量約3倍ということでメリットが
非常に大きな垂直離着陸機ではあるのですが、どうも操縦も難しい部分があるようで
すし、事故発生率が他の機種よりも高めな感じです。この機種のメリットもかなり分か
るのと同時に皆さんがその飛行について心配していることもかなり分かります。ただし
ここで言っておきたいのは実質、形だけでしょうが自国の防衛を米国に委ねていいのか
という根本的な疑問が常時ありますし、戦争に負けたままで米国との関係が続いている
ので米軍が自国ではしない飛行を日本ではやっていること自体に憤慨もしたりしてい
ます。少し話がばらけてしまってますが、自国の安全を確保したいのなら、それに連な
るリスクも自分たちで負うべき、そう思います。
オスプレイの事故内容を見てみましたが、エンジンに関わる事故も多いですし、操縦が
複雑な部分に起因してるかもと思うことも複数含まれています。後は当該機体の特徴
というか特殊性になれていないと緊急の場合は対応出来ないのかなとか、勝手に思って
しまってます。安全対策をしてあるとは言いながらもそれも操作をしっかり熟知してな
いと無理な部分もあるでしょうから、事故を減らすのは確実は整備と機体操作に熟練
させるとか、そんな感じかもです。あまり整理されていない感じかもですが、そんな
ことを思いました。