引用：時事通信社
人生生きていれば色々な出来事があります。その中でも自分へのインパクトとして、そ
して自分に起きた事象として絶対に忘れられないのが「JR福知山線断線事故」がその１
つです。事故としては余りにも悲惨過ぎて言葉には出来ない大事故。この点は後から
触れますが、自分はその前日に夢で電車が横転する夢を見ていました。自分は子供の頃
は偶に勘が鋭いこともありましたが、幽霊のようなものが見えたりもないですし、予知
夢とかそんな夢もまず見ない普通の子供だったように思います。勘が鋭いのは確かに
ありました。そして大事故の前日、普段は絶対に見ることのない電車の中に乗っている
夢を見て、電車に乗ったまま、その電車は横転したのです。もう大分時間も経過してい
るのでそれでうなされたとかは覚えてないです。でも滅多にというか過去に見たことの
ない夢だったので「なんだろう、この夢は」と思っていたら、福知山線の脱線大事故の
ニュース。詳細を見て本当に驚きました。大事故なんてもんじゃない、本当に極限状態
の悲惨な大事故。わざと写真掲載しましたが、この車両の潰れ方、分かります？
一両目は建屋の中で見えていませんが、ぺちゃんこ。そして見えている2両目もマンシ
ョンに激突してぺちゃんこです。この中に乗客が沢山乗っていたわけです。
乗客と運転士合わせて107名死亡で562名が負傷。平成17年4月25日の朝の通勤時間に
起きた大事故。JAL123便の墜落事故と比べてどうなんだと言う人もいるかもですが、
大事故で比較も何もありません。元の形とは全然違った方にになって亡くなった本人、
ご家族、知人等はどれだけ悲惨な思いをしたのか。即死なら痛みはないですが苦しんで
亡くなった方もいたでしょうし、怪我で不随のまま人生を送っている方もいると思いま
す。もっと言えばその時の精神的なショックで心がもとに戻らない方もいるのだと
推測出来ます。
それを思うと公共のような人員輸送にとって安全担保がどれだけ重要なことであるか
は、事故が起きてなくても理解し、最優先事項として安全対策は出来たと思います。
亡くなった運転士は相当社会的に非難されていたし、亡くなった方なので何もここでは
言及しません。しかし、しかしですよ。どう考えても普通じゃない業務環境で必要な
安全装置も設置せずに車両の運行をした企業に総合的な責任が絶対にあるように自分は
思っています。これも詳細は知りませんから、これ以上は言いません。しかし、2度と
同じような大事故が起きない確実な措置や会社システムの変更等は速攻で行うべきも
のですが本当に真剣になって、その対策を企業はしっかりやったのか。
なんか高揚してきて口調が厳しくなってきました。この脱線事故はJAL123便の墜落事
故と同様に絶対に忘れられない事故です。そして、どうも日本では曖昧になることが多
いのですが、そういった業務を管理する側は再度自分たちを律して真剣な対応を毎日
すべきと思います。
