現在の中国は世界から嫌われ、つま弾きにされても今も覇権による政治は止めないので
しょう。資本主義社会から見れば、かなり悪どいと言いますか、無茶な施策ばかりをし
ています。南シナ海での覇権もそうですが、その原因の1つには米国が中国を許して
来たからに他なりません。オバマ大統領がそうでした。しかし、米国も今になって
演習には空母に随行する複数のイージス艦も参加し、合わせておよそ1万2000人の兵士
らが防空能力などを確認したということで、ニミッツの空母機動部隊を指揮するカーク
司令官は声明で「自由で開かれたインド太平洋へのアメリカの関与を強化するため、2
隻の空母は国際法が許す場所であれば南シナ海のどこであれ活動する」としています。
南シナ海での領有権争いを巡り、トランプ政権は今月13日に中国の南シナ海での海洋権
益の主張は「違法だ」とする姿勢を明確に打ち出しました。それまでは違法とも公言
していませんでたから、完全に中国への対抗姿勢を鮮明にしています。
加えて英国が5G通信からファーウェイを完全に排除することに完全に方針転換して
います。従って、英国も中国を締め出す方策を明確に出したことになります。ロイター
によると、英政府は閣僚を交えた国家安全保障会議(NSC)で、方針転換を決めたそう
です。来年以降、5G網には新たにファーウェイ機器は使えず、すでに導入済みの機器
は2027年末までに撤去する。 英国と機密情報を共有する同盟国の米国は、ファーウェ
イ機器が中国政府のスパイ活動に悪用される恐れがあるとして、通信網からの排除を
めていたそうです。
ここでも前に述べましたが、中国による国家絡みのハッキングによる西側諸国の被害
は金額にしても何十兆円を超える凄まじい状況であり、無視など到底出来ない現状で
かつ政治的にも相当な被害を受けているわけです。従って、新通信網、5Gには中国
製を利用出来ないと言うのも自然の流れと言えます。何せ、中国では西側で言う民間
企業なんてのはないのですから。問題はこれから中国がどう動くかでしょう。基本的
に中国は国際法も無視な国なので、今後どんなことをしでかすか全く見当も付きませ
ん。日本も少なからず影響を受けるのは目に見えています。ひょっとしたら、米国と
の武力衝突もあるかも知れません。それが激化したときに在日米軍のいる日本にどん
なことを中国がするのかです。平和ボケと言われながらも、そういうこともはっきり
頭の中で理解しておかないといけません。今の世界は本当に混沌としているですから。