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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

あなたの街は何億万年前にはどこにあったが分かるインタラクティブ・マップ

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Business InsiderのHPに面白い地図が乗っていました。名称はインタラクティブ・マッ

と言います。何億年も前にその当時の大陸等のどこに自分の街があったのかが、分か

マップです。やってみましたが非常に面白い品物です。ある年代からは地球上にはま

自分の街が無かったことも分かります。これ、楽しくないでしょうか。日本なんて本

の中央にあるフォッサマグナ(大きな溝)の東側と西側では成り立ちが違う島であっ

中央でつながったとされています。こんなのを考えていますと自分は楽しくなりま

す。さて、今回のBusiness Insiderの記事をご紹介します。

 

【Business Insider 9月10日】

あるソフトウェア・エンジニアが開発したインタラクティブ・マップを見れば、あなたの住む場所が古代の地球ではどのような場所だったのか知ることができる。他にも、その地域でどのような化石が見つかったのか、また、いつ、どのような生物が出現したのかについても概略がわかる。


自分の住んでいる地域が、ティラノサウルスが歩き回っていた白亜紀にはどのような様子だったのか、気になったことはないだろうか。さらにその前、たった1つの超大陸しかなかった時代はどうだろうか。今、それがわかるようになった。

ソフトウェアエンジニアのイアン・ウェブスター(Ian Webster)が開発したインタラクティブ・マップでは、現代の都市の位置を何億年も前にさかのぼって追跡することができる。マップに現代の地名を入力すると、そこにピンが表示され、指定した時代の地球が表示される。最も古くて7億5000万年前(多細胞生物が出現する約1億5千万年前)までさかのぼることができる。

例えばニューヨークは、7億5000万年前はロディニア大陸の一部を形成していた。ウェブスターのマップは、地質学者で、古地理学者でもあるクリストファー・スコティーズ(Christopher Scotese)の研究成果に基づいて作成されている。スコティーズは、地球の地殻プレートがどのように変化したのかを示す年代別の地図を、1998年に作成した。

地球上の大陸は常に動いている。地球のマントルの上には、15から20のプレートがのっており、それが核から来る熱によって動き、ぶつかったり離れたりするのだ。そのため現代の大陸は、数百万年前と比べても、かなり違った姿になっている。

ウェブスターは、プレートテクトニクスを学んでいた時に、インタラクティブ・マップを作成することを思いついたと、Business Insiderに語った。「科学は魅力的なものだが、探索しようとしたら特別な科学ソフトウェアをインストールする必要があった」と彼は言う。そこで、データをより簡単にアクセスできるものにしようと考えた。


ウェブスターの地図では、現代あるすべての場所が、時代をさかのぼって表示されるわけではない。その場所がある地層が、まだ発達していなかったり、あるいは地表に出現していなかったりするからだ。例えば、ワシントン州シアトルの一部は、現代のファンデフカプレートの上に位置しており、このプレートは約2億5000万年前に出現した地層に由来している。したがって、シアトルは2億4000万年前ごろからようやく追跡できるようになる。その頃のシアトルはパンゲアの一部だった(下図の赤い点)。

 

この地図では、特定の場所や時代の詳細な情報が提示されるわけではないが、これまで地球上で発生した生命に関わる出来事を知ることができる。例えば2億2000万年前を指定して地図を開くと、ペルム紀の大量絶滅から回復し始め、恐竜が初めて現れたころだと記載されている。

また、入力した地名の周辺で発見された化石も知ることができる。例えば、ニューヨーク周辺では、プテラノドンの化石が見つかっている。翼を広げると6メートルにもなる翼竜だ。ワイオミング州グリーンリバー近くではトリケラトプスの化石が見つかっている。ウェブスターは、教師や生徒、そして地球の歴史や科学に関心を持つ人々に、この地図を活用してほしいとBusiness Insiderに語った。

「この地図が、地球の過去と現在進行している自然の変化への好奇心を刺激することを願っている」

 

面白いですよね。そのマップのリンク張っておきます。

dinosaurpictures.org