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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

モンスター・井上選手の頭の良さに驚く

先日の井上尚弥選手のフルトン氏との試合、ご覧になったでしょうか。あれだけボク

シングに長けたフルトンに対して完全な8回TKO勝利。かなり多くの方が井上氏の勝利

を予想しながらも判定勝利やフルトンが勝つと言った専門家の方も少なからずいたよう

です。それがTKOです。試合を見ても見掛け上はそれほど大きな差がない感じに見えま

すが、よくよく見れば全てにおいて井上氏の方が数段上だったということでしょう。

まずは最初に米国から遠い日本の敵地まで脚を運んでくれたフルトンには感謝したい。

彼はガード等本当に上手です。今まで井上氏が戦ってきた相手の中では流石にトップ

ランキングの感じです。

 

ただ1つだけ。フルトン氏は井上氏の足をワザと踏んづけていたようです。これは試

合後のインタビューで井上氏が言っていましたが、彼はそれをラフファイトと言って

ますが素人の私からすれば「卑怯なプレイ」これしかありません。打つ際も相当フッ

トワークで踏み込んで打つわけで、そんなスポーツでその足を踏むなんて卑怯以外の

何ももでもない。井上氏も過去に足を踏まれたことがないと言っていますから、余程

のことなのでしょう。激しい戦いであればあるほど、公平で卑怯のない試合でないと

意味がありません。

 

さて、今回の試合、今まで相当ボクシングの試合は見てきましたが、完全に井上氏の

試合運び、試合の組み立て方勝ちに見えました。どう見ても井上氏は事前に完全な試

合についての計画を立て、実際にフルトンに対してその試合運びを決めていった感じ

に見えます。だから井上陣営と言いますか、実際にそれを実行した井上氏は本当に

頭が良いボクサーなんだなと痛感させられた訳です。今までの日本人チャンピオンに

もそんな方がいたのかもですが、自分は気付いていません。今回、初めてです。

その反面、フルトンは本当に強い上手いチャンピオンですが、作戦がない感じに見え

ています。もっと言えば井上氏は試合を支配して、フルトンのしたいボクシングを

させなかった可能性すらあります。

 

最後にフルトンは井上氏の左ボディ攻撃が見えなかったと言っています。このボディ

がかなりフルトンに効いていた感じです。それで我慢出来なくなってというか、隙

が見えて井上のパンチを完全に食らった、そんな感じでした。一発重いのが当たれば

もうKOまでは確定ですから、そこでもう決着が付いたと言って良いでしょう。どう

見ての井上氏のパンチはかなり強力ですし、スピード、ディフェンスも最高レベル

なうえに、こんな試合運びをされたらs、そうそう勝てるボクサーはいないでしょう。

井上選手、素晴らしい試合をどうもありがとうございました。


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