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沖縄の大好きな中年オヤジですが、ブログで色々取り上げています。(笑)

山形・女子中学生、熱中症で死亡の悲報を読んで【追記有】

昨日の午前11時ごろ、山形県米沢市で部活帰りの中学生の女の子が国道脇の歩道に倒

れていて意識がなかった状態で発見され、熱中症ということで病院で措置されている

ニュースを読みました。自分の感覚では余りにも可哀想でかなり気にしていました。

その女の子が結局亡くなったことが今日報道されました。13歳ということですから

本当に可哀想でどうしようもない。当然、ご両親もそうでしょうし、兄弟がいたら

その方たちも「何故?」と思い、悲しくてどうしようもないと思います。どうも予防

の方の対応が遅い感じに見えていますが、一刻も早い具体的な措置を是非、お願いし

たいです。

 

自分の子供のころを思い出せば、東北の生まれなのでエアコンはなかったです。最高

気温も32℃程度だった記憶があります。まあ、盆地だったので風もそんなに吹かない

し、32℃でも暑くて、水もがぶ飲みしていましたし、中学生になってからはコーラの

大瓶、1リットルぐらいのを全部飲んでいた記憶があります。そして千葉に移ってか

らは更に暑い気温をかなり経験していますし、海に近い場所なので湿度が物凄くて

本当に参ります。ただ、もっと言えば米国に研修で行っていた際にはダラスで42℃

ぐらいの気温を経験し、暑いなんてもんじゃなくて、暑さが皮膚に突き刺さる経験も

しています。第一、その時は車の中に置いておいたクレジットカードが熱でカード

の凹凸のある名前や年月日が伸びて平らになる経験すらしてるんです。子供の頃って

熱中症と言う言葉もなくて日射病とか言っていた感じです。

 

余計な話をしましたが、持病もあり年配の自分にとっても今年の暑さは本当に身体に

こたえますね。32℃ぐらうなら何とかですが、35℃にもなると正直、へろへろな感じ

になってます。今回の女の子は13歳ですから確かに若いですが小学生ではないので

倒れる前にやった部活が影響してる感じがします。それでも女の子が倒れてるのが

見つかったのが午前11時ですから、早めに部活は止めたのかも。しかし、学校帰り

に自転車で帰り、歩道に倒れていたなんて可哀想過ぎです。もし、友達が一緒だっ

たらとか勝手な仮定まで思ってしまいます。熱中症は、脱水による体温上昇と、脱水

と体温上昇に伴う臓器血流低下と多臓器不全ということですから、ともかく、暑い

と思う前に水分や塩を取って、身体を冷やさないとです。詳細は触れませんし、

その時の部活も無理をしたかには分からないので触れません。ただ、こういった場合

は耐性について個人差があるので安全を見て、早め早めの対応を取るしかないように

思います。亡くなった女学生さん、悔しかったでしょうけど、是非に安眠してくださ

い。合掌。


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追記 7月31日】

米沢市教育員会の記者会見がありました。委員会の説明では、熱中症の危険度を示す

「暑さ指数」を28日の練習前には測っておらず、この指数による実際の行動を決め

ているガイドラインの周知徹底が十分ではなかった、と謝罪しています。自分の感覚

ですが、午前8時半から10時までの部活の間、20分~25分間の間で水分補給をして

もらい、10分間の休憩を取っていたということからすれば、一概に担当の先生を責め

るのも無理な感じがしています。一般的にそういったガイドラインは対象となる全員

を完全に助けられるものではない感じがしているからです。つまり、それよりも個人

差の幅のずれの方が大きいと思ってるからです。何の部活をしていたかの説明はなか

ったようですが、勝手に想像すれば水分補給で水分が身体に足りていなかったり、

塩分が足りなかった危険性もあります。ここはもう何とも今の段階では言いようがな

い内容です。ただ、はっきり言えるのは表面上問題がないように見えていても亡くな

る子供がいるという悲しい事実です。

 

少しだけ、自分も不慣れな「暑さ指数」に触れます。これは別名「湿球黒球温度」と

も言い、下記のような黒い球内の温度、濡れた温度計の温度、通常の温度計、この

出典:環境省熱中症予防情報サイト

3つの温度計から計算して算出される数値のようです。かなり思った以上に大きな

装置ですし、科学のそれなりに詳しい自分も残念ながら知識のなかった話です。

要は水分が蒸発している温度と黒い光の影響を受けた温度、それに通常の気温3つ

から暑さの指数を出すという考え方のようです。今年のような猛暑の夏は学校では

部活前にこのような機器で「暑さ指数」を測定しなければならないと言うことでしょ

う。

 

しかし、今回の熱中症で亡くなった死亡事故、本当に悲しい。もう、こうなれば安全

サイドに物事を考えて子供の命を守らないといけません。関係する方々、そして親御

さん、是非、大事な子供たちを今まで以上に守ってあげてください。